「ミュージカルベートーヴェン」 | 未知。読み専ではいられなくなった

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結局出戻り?!で折角始めた感想記録、こっちで書いていくことに………






 

 ダブルキャストとはいえ、海宝直人君は東京公演のみなので 12/24の配信チケットを購入。現場初日は年明けて1/5福岡昼、次いで1/6昼・夜。1/20兵庫昼。

 主演、井上芳雄氏シングル、相手花總まり氏もシングル。ほへぇ✨😳井上氏、今回カンパニーにトレーナーも入れてもらい、マチソワ間に針治療ケアしていたと 記事に書いていた。じゃないとねぇ。喉イカれそうだよ。そして いっそう素晴らしい歌声だった。原曲集買ったけど、日本語ミュージカル盤も欲しいよね。
 渡辺大輔氏扮する「酷い弁護士」バプティスト=フィッツオークはベートーヴェン役芳雄さんとも、フランツ役のお二人 佐藤隆紀氏・坂元健児氏とも、トニー役花總まり氏とも掛け合いの歌があってだな✨
凄いことじゃ✨

 フィッツオーク氏は上流階級界隈に居る、身なりとか礼儀作法は当然気をつけている、だから身なりを清潔に整えていないし当時としての身分不相応な態度のベートーヴェンを物凄く毛嫌いする。大好きなのはお金。雇い主のキンスキー公爵(吉野圭吾氏)のように芸術なんぞには 一般ステイタス程度以上の興味はない。気に入らないベートーヴェンを庇うトニーことアントニー・ブレンターノ婦人も気に入らない。トニーの夫フランツ・ブレンターノとは話が合うし利害も一致してトニーにとっての敵のような立ち位置になるのが小気味いいと感じる …イヤなやつですわ。イヤなやつっぷりの表情が オタクにはクセになる餌でござったよ💕😝💕😝キンスキー公が建てたプラハ音楽堂の祝賀演奏会の場面の愛想笑いと本音の表情の行ったり来たりがたまらん好き😆 “ホール”に?入ったときの驚きの表情で 建築物の見事さがわかり、その辺の柱や壁の装飾も贅沢に造られているのでしょう、それを触れながら『こんなに金掛けて…は…くだらん…』しかも、誰を呼んでの演奏会かも知ってるわけで、余計に『馬鹿馬鹿しい』と冷たく鼻で嗤う。お客様の女性をエスコートしたりするときとかキンスキー公爵を讃える発言が聞こえたときだけは しっかり素敵な作り笑顔で「うちのボスは素晴らしいですよねぇ?」てするの。指揮してる途中難聴発作がきて指揮が乱れ演奏が乱れて来ると 『なんだ?どうした?』 と高揚してきて 団員の「耳の聞こえない指揮者にはついていけない!」の怒鳴り声で 『ヒャッハー😂😝おもしろすぎる!』と直ぐに退室するところまで、双眼鏡覗きながらこっちがワクワク堪能しまくり。福岡公演で双眼鏡持ってくるの忘れて後悔したのにラスト観劇でもまた忘れてきちゃって、ここの売店で4400円で売ってるのを見て迷ったけどねも、こんなコアな楽しみかたは現場でしか出来ないもの、はい、買いました。