趣蟼€別に調査しますから、どのみちそうなればその派閥のことも分かります」
学園長の話に今のところ嘘はないように思える。だが、それでもその話に乗ってやるかどうかは別だ。
「分かっている。このことで行政会が司法会の上に立とうなどという意図はない。ただ、一応私の頼みを頭の片隅に入れてもらえば結構だ」
食べ終えた牡蠣の殻を無造作にテーブルに放り出し、学園長は身を乗り出す。
「さて、もう一つの頼みだ。こっちが本題なんだが、虎の話だ。虎、形式上は私の部下にあたるが、奴は今や脅迫屋だ」
脅迫屋、という単語に奇妙にも親近感をこめて、学園長は言った。ティファニィー
衝撃的に思えるその発言を聞いても、夏彦は動揺しなかった。何故かは自分でも分からない。どうやら本当のことらしいと勘で分かっているのに、それでも特に心が揺れなかった。
「行政会では会同士のバランス調整も業務のうちだ。だから、他の会の秘密を知ることも多い。とはいえ、通常は彼のような役職なしが秘密を知る立場にはならないのだが――きっかけがあった」
そのきっかけには、夏彦にも心当たりがあった。
「料理王決定戦の時の話ですね」
あの時、虎は夏彦の知り合いだということで通常知るはずもない情報を知っていた。
テファニー
「勘がいい。そう、あの時に知った生徒会や司法会の弱み、それを使って脅迫して、金と別の人間の弱みを握って、その新しい弱みと金を使ってまた脅迫する。虎という男はそれを繰り返している」
「いやいや、大して力を持っていない新入りがそんなことしたって、潰されて終わりでしょう」
それでうまくいくなら、監査課なんて脅迫屋だらけになってしまう。他の会の秘密を知れる部署は数は少ないとはいえいくらでもある。
「ふむ、まだ君は自分のことをよく分かっていないらしい」
「え、俺ですか?」
どうしてここで俺の話になる?ティファニー マグカップ
「確かに、ただの脅迫屋だったら潰されて終わりだろう。だが、奴は君の知り合い、急激に力をつけていると注目されている人間の知り合いだ。ちょっとした悪さなら、見逃してやろうということになる。その悪さをなくすよりも、重要人物との繋がりを保持する方を選ぶ。虎も、そこら辺を見越した上でやってるんだろうがね」
「はあ、なるほど。でもそれは、ちょっとした悪さの場合、でしょう?」
急激に力をつけると表現されるレベルまで、脅迫で弱みと金を集めたら見逃されてるわけはない。
http://www.mulberryelsewherejp.info/ ティファニー 時計