手と右足を同時に出しながら歩いてきた。
そんなエメラルドに、リサが励ましの声援を投げる。コーチ 最新 メンズ 財布 人気
「大丈夫、いつも通りですよエメラルド。ぶっ飛ばせばいいんですから」
「う~、ほんとうに?」
最近少し人間の言葉を覚えたエメラルドが、不安そうに返事する。だがリサもラーナも励ましてくれているので、エメラルドは自分が間違っているとは微塵も考えなかった。ただ一つ気にかかるとすれば、インパルスがどう思っているのか、ということだけが気にかかる。
「いんぱるす、だいじょうぶ?」
「(ああ、調子は問題ない。リサの要求通り、ボク達の力を見せてやろうか。いつもぶっ飛ばしているというのは、ちょっと違うと思うけどね)」
「そうじゃなくて、これはいんぱるすがちからをふるっても、いいあいて?」
エメラルドの問いかけにインパルスの心が安堵したのが、エメラルドだけに伝わってきた。
「(ああ、大丈夫さ。存分に力を使うといいよ、エメラルド)」
「うん!」
インパルスの許可が出ると、エメラルドは満面の笑みで答えた。エメラルドの言葉は普通の者には独り言程度にしか聞こえなかったが、ブランディオは鋭く彼女を見つめていた。
そしてインパルスを抜き放ったエメラルドの目つきが、本来の戦士の目へと戻っていく。
「フゥウウハアアアァ!」コーチ 店舗 miumiu
大上段に構えたエメラルドを見て、その場の者達は一斉に後ずさった。何かがまずいということだけは、何の予備知識もない者ですらわかったのだ。そのくらいの危険を感知できる者達の集団ということである。たとえそうでなくとも、エメラルドが構えた剣から稲妻が迸り始めれば、だれでも後ずさろうというものだが。
そして気合一閃、エメラルドが振り下ろしたインパルスからはまばゆいばかりの閃光と共に、凄まじい雷鳴が迸った。雷鳴は館を飲み込まんばかりの勢いで駆けたが、それぞれが館を見ると、館の周りにはまだ電流の残滓が見えるものの、館自体にはほとんど損害は見られなかった。
「うー、てかげんしてないのに?」
「(わかってるさ、ボクも何も加減しなかったからね。それだけアレは強い結界ってことさ。だけど、さすがに無傷ってことはないようだね。ラーナは分かっているよ)」
インパルスの言う通り、ラーナが次に歩み出ると一点を指さした。
「さて、私の見立てではあの一点にこの結界の綻びが感じられます。このまま結界の一部を破りますが、皆さんの突入の準備はよろしいですか?」
「そそうか。総員、戦闘準備はいいか!?」
ラファティが突然の事態に遅れじと声を出す。そして続いて他の者も鬨の声を上げた。そしてラーナを先頭に、館に向かっていく。
ラーナのローブの裾からは蛇が何匹も飛び出すと、彼らは空中の何も無い所に噛みついた。すると、何かがはじけたようにぱん、という音がして、明らかに目の前の違和感が消えて行ったのだった。ラーナの手際を見て、ブランディオがまた感心する。
「へえ~ただの傭兵ちゃうんやなぁ。舐めとったらあかんなぁ、これ」
「そうね。わからない者には何が行われているかさっぱりだと思うけど、相当高度な解呪をしているわ。どうやら魔女見習いというのは本当のようね」
「あれで見習いやったら、魔女さんって凄いんやろなぁ。ただそれをまとめてやってまう敵も、相当やろなぁ。ぜひとも一度お手合わせ願いたいわ」
「え? なんて?」
「なんでもあらへん」
ブランディオは手をぱたぱたと動かすと、ウルティナを伴って館にゆっくりと向かうのだった。
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