今年も桜見れそう。来年はどうかな? #14-3 | けんた社長のひとりごと(ALS患者の日記)

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2019年3月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)の確定診断。それからいろいろありました。これまでのこと。これからのこと。今起きてること。中年おじさんが話します。

 

今年も桜見れそう。来年はどうかな? #14-3

ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されたのが2019年3月、それから約4年、人生は大きく変わりました。生活のすべてがベットの上になりました。今年も桜の季節になりましたね。咲き誇る桜を見ると心が躍るのは私だけでしょうか?年を積み重ねてくると桜の良さをしみじみと感じますね。人生50年余り生きてきたからではなく、日本人であれば、あの場所の桜ということで、心に刻まれている桜がいくつかある人は多いような気がします。自分にとっての思い出の桜は3

歳から18歳まで育った家の目の前の桜並木。毎年桜の季節になると桜の花のトンネルができて、ここを通り出かけていました。今の自宅は、ごくごく普通の住宅地にあって、近くにある大きな公園に桜の木があります。

まぁ、それが一番身近な桜です。なんの変哲もない普通の桜なんですが、やはり日本人にとって格別の花ですよね。

 

昨年、来年も観ることができるかな?と感じたことを思い出しました。

そして、今年も思いました、来年も観ることができるかな?

 

日々変わらない日常のようなんですが、全く変わってしまった日々です。一年後の自分の姿を想像すると、冷静さがあるほどに厳しい姿が見えてしまう。

 

いつまで、この生活が続くのかな?終わりの見えない病気との付き合い方を意外なほど冷静に考える自分もいます。でも、だいぶくたびれましたね。来年も美しい桜を見ますよ。

 

 

(このブログについては、自分の対応できる範囲の中で書かせていただいております。そのた

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