いつもと違う心境のクリスマス #12-24 | けんた社長のひとりごと(ALS患者の日記)

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2019年3月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)の確定診断。それからいろいろありました。これまでのこと。これからのこと。今起きてること。中年おじさんが話します。

 

いつもと違う心境のクリスマス #12-24

ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されたのが2019年3月、それから約3年9ヶ月、人生は大きく変わりました。生活のすべてがベットの上になりました。

すっかり寒くなって、あっという間にクリスマスが近づいてきました。

昔から年末の気ぜわしさが好きですね。

昨年は誤嚥性肺炎で正月またぎで、クリスマス、三が日を含めて一か月間入院していたので、イベントも一切なく、普通ととくに変わりなく過ぎていきました。(病院の食事は特別メニューでしたが、経管栄養剤に100%切り替わっていた自分には関係ありませんでした。)

 

二年ぶりの自宅でのクリスマスとお正月。

二年前は飲めて食べれて、電動車椅子に自ら移って一緒に食卓について、話もできたけど今回はだいぶ違うかな。

でも、人生悪いことばかりでなくて、良いこともあります。暮れから正月にかけては、四月に生まれた孫が初めての正月で我が家に来て、一緒に過ごせることです。ささやかですが少し嬉しいですね。

 

現実的に思うことがあるんです。昨年の年末年始、それ以前もは全く思わなかったし、感じることもなかったこと。

 

今回は思うんです。

 

最後のクリスマスかな。

 

最後のお正月かな。

 

そう思うと、極々普通のクリスマスやお正月でいいけど、心穏やかな時間を過ごしたいですね。にこにこ過ごせれば、それだけで幸せなんでしょうね。

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