7/20 (月)、熊本県の人吉市郊外にある山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアムへ行きました

 人吉市内から車を走らせると、山に囲まれた盆地に不似合いな1,500メートルの旧滑走路が直線道路として現れました

 海のないこの地域に海軍基地?って感じですが、それには理由がありました 展示を見たり、ガイドさんのお話を聞く中で、当初の後方支援的役割から最後は米軍の上陸作戦に対峙する最前線基地と変化していったことが分かりました
 見学は3つのプランから選べ、資料館の自由見学とガイドさんと共に歩いて施設の見学をする組み合わせになりますが、私は所要90分のスタンダードプランを選びました



 資料館の展示の目玉は九三式中間練習機「赤とんぼ」実物大模型です
 とても綺麗な飛行機で、のどかな山あいの町の上空を飛ぶ姿を想像すると、どんなに美しかったことだろうと思いました それが特攻の訓練だとしたらなおさらです



 ツアーの開始時間になると、資料館に案内が響きました
 外の集合場所に行くと、3プラン全ての参加者が集まっていました 当日の参加者は4組11名でした
 全ての参加者は階段を降りて、
地下魚雷調整場へ向かいました ガイドさんがさかんに階段使うことに支障がないか皆に確認されていたので、必要なら車で送ってもらうこともできそうな雰囲気でした
 階段を降りると、台地の横っ腹に洞穴が並んでいました その内最大、長さ
45mの並列する3本の穴を横穴で繋いだ、総延長233.6mの魚雷調整場を有する地下施設にはここで調整されていたと考えられるする航空魚雷の実物大模型「九一式魚雷」が展示されていました



 地下魚雷調整場の見学を終えると、ベーシックプランの方は終了となり、迎えのワゴンに乗って行かれました  残った参加者は並びの別の洞穴へ ここは地下兵舎壕

です 長さ80メートルの洞穴はかなり大きいものの、ここに寝泊まりするのはさすがに辛いですね
 ちなみに、奥に進むと大量のコウモリがお住まいでした これには同行したお子さん達、ビビってました
 
地下魚雷調整場の後は少し歩いて地下作戦室・無線室を見学し、迎えに来たワゴンで資料館に戻って終了
 ちなみに、プレミアムプランの皆さんは、一旦小休止後、自分の車で2キロほど離れた庁舎居住地区の見学に向かわれるとのことでした

 施設もガイドさんの説明も素晴らしかったのですが、私が訪ねた1週間ほど後(7/28)令和8年熊本地震が発生し、ホームページによれば今のところ(8/11現在)資料館はやっているものの、地下施設の見学は中止になっているようです 震源からはかなり遠いので、施設自体問題ないのだと思いますが、やはり、あの手掘りの洞窟を案内するのには慎重になられているのだと推察します ガイドツアーが再開され、多くの見学者に貴重な体験を提供できるようになることをお祈りしています