起業
インターネットの普及で「起業」のハードルが下がった。
そして、「起業」が失敗する確立は、より高くなった。
カンタンに多くの人が起業するようになったのかな?
ナスダックやヘラクレスなどへの株式公開でお金持ちになる可能性も
以前よりは高くなった。
いつかは、六本木ヒルズに。・・という夢もまた、、、。
しかし、それでも失敗する確率はより高くなってきている。
起業するときに、誰もが自分が失敗するとは思わない、いや、
成功すると思っている。だが、失敗は訪れる。
どこに原因があるのか?そのとき考えても、もう遅い。
日本という社会では、失敗は学習できない。
企業再生の成功も、起業の成功も本質的には同じなんだけど。
中小企業を、
銀行取引停止処分や破産でつぶし、そこから、経営者を
新たな事業で再生させる・・・それが、今まで僕がやってきたことだ。
僕のもっとも得意なことだ。そしてそれができるためには、
その経営者にある特定の変化が必要になる。
大企業の経営再建は知識やノウハウがあればできるけれど、
中小企業のそれは、 それだけでは、 できない。
(もっとも中小企業の再建は儲からないから誰もやらない→
ノウハウの蓄積がないままとなるんだろうけど。)
今週もまた、新たな起業の仕事を引き受けてしまった。
おそらく、フツウにやったんでは99%失敗する起業なのに、
、、、。でも、今回の起業は、そうならない可能性ももっている。
別の企業の顧客を、新しい会社に結びつけてもらうことで
約束をとりつけてきた。
人、物、金というけれど
中途半端な金ならあってもなくても同じ。物=商品は、単独では「どんなにいい物」でも
意味がない。最終的に「人」がもっとも大切になる。
そんなことを、 今日、おいでになる予定だった新聞社の記者の方に、話そうと思っていたのだが
予定が延期になったので、ここで書いた次第。
そんなわけで。