■2024/6/26

昨夜23時頃から出血が胆嚢炎ドレナージチューブを伝って流れてきました。

再度、出血しました。

吐き気が有りますが、吐けていません。

血圧低下(一番低くて高い方が90)、脈拍が135、パルスオキシメーター93%

まで有りました。

夫本人と、私は夜通し寝れませんでした。

■深夜2回訪問看護師さんに電話相談し、

3回目の電話で訪問を依頼し、

看護師さんが早朝5時過ぎに来てくださいました。

・ドレナージチューブ内血液が固まりやすく、閉塞しやすい状況(血液が固まって栓をして、体内で出血した血液を体外に流せない状況)

・一時対応として、ドレナージチューブ内洗浄していただき、開通したが、すぐに体外に出た血液は固まるので、閉塞する見込。

訪問診療医師に連携しますので、連絡を持つようにとのこと

■訪問診療医師が昼12:20頃到着。

・出血して古い固まりが出てきている。

今は、少しずつ出血している状態。

胆嚢は袋なので、胆嚢に血液が溜まっていると考えられる。

・吐き気の原因は、腹水が増えたせいではないかと考えている。腹水が増えると横隔膜が上がってくるので、吐き気が出ていると考えられる。

・対応は、

まずは水分補給。

出血は、止血剤を出しているが、完全に止めるのは難しい。採血して輸血必要なら準備する。

吐き気止めは、

プリンペランからオランザピンに変更する。

電解質の乱れが出るかもしれない。塩分を減らさないように注意必要。

ポカリスエットOK

胆汁の関係上、油で揚げた物、脂肪を避ける。

カロリー必要なので、食べれる物を食べた方が良い。

お薬は今日、訪問薬局さんに来ていただける予定(時間決まっていない)

■直近の出血の経緯

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【2024/5/31】輸血(赤血球2単位)

        L貧血によるふらつきのため

【2024/6/9】下血

【2024/6/11】輸血(赤血球4単位)

【2024/6/15】胆囊ドレナージチューブ内に血液が流れる出血

【2024/6/18】輸血(赤血球4単位)

【2024/6/25】胆囊ドレナージチューブ内に血液が流れる出血

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出血源は、

・下血は、消化管出血(胃・十二指腸)または病気(膵臓癌)そのものの出血

・胆囊ドレナージチューブ内に血液が流れる出血は、胆嚢や胆管と考えられる

■医師が到着直後、

私が『先生が来てくださったよ。よかったね』と夫の手を握って言ったら、

夫は、

『医療関係者の方の顔を見ると、本当に安心する』と涙ぐみ声を震わせて言いました。

医師が帰られた後、夫はスイカを2きれ食べました。

そして

『大学病院の緩和ケア病棟入院時と比べて、今のほうがずっといい。こんなふうに、駆けつけてくれてありがたい。』

と夫は言いました。

■今、夫は、ひとときの眠りにつけています。

この後、急変はありえますが、いったん落ち着いています。

訪問診療医師は今日は訪問の日ではありませんが、なんとか時間を調整して来てくださいました。

訪問看護師さんは、夜中から朝にかけて急なことでしたが、ご対応いただけました。

訪問診療医師と訪問看護師さんに感謝です。