こんばんは、ヨシナオです。

 

 

 

よく3大欲求なんて言いますが、それに限らず

人は色んなものを欲しがりますよね?

 

 

良い仕事に就きたい、美味しいものを食べたい、

旅行に行きたい、あの洋服がどうしても欲しい、

美人な女の子とデートしたい、

白馬の王子様的な素敵な男性と出会いたい、などなど。。

 

 

 

人間の根源的欲求については、

有名な「マズローの5段階欲求」というものがあります。

 

詳しくはググってみてくさい。

(それについてはまた改めて書きます!)

 

 

 

これとは別に、人間には『6つの基本的欲求』という

ものがあるのをご存知でしょうか? 
 

※マズローさんの従兄弟みたいなものです。 
 

 

 

 

 
 
 
それは、 
 
「安定感 と 不安定感」 
「愛・繋がり と 自己重要感」 
「成長 と 貢献」 

 
この6つです。 
 
 

 


どんな人であっても、この6つの根源的な欲求を持っています。 
 
今日はそれについてサクッとお伝えして行きますねー。

 

 

 

 

 
 
まず、「安定感」とは?

 

これはそのままですが、安定した仕事、 経済的な安心、

生活などを求める欲求です。衣食住もそうです。 
 
「明日を見通せる」ということだけで、人は大きく満たされるものなんですね。 
安心して生きることができる、安心して生きていきたい、こう思うもの。 
これはわかりやすいと思います。 
 
 

 
 
次は、「不安定感」です。

 

これは言葉尻からして最も解り難いことなのですが、 
簡単に言っちゃうと「適度に刺激が欲しい」ということです。 
 
恋人とも何年も一緒にいると刺激が無くなって倦怠期になったり、 
毎日毎日家と会社の往復しかしていないとたまには旅行に出かけたくなったり。 
安定した日常を送れているからこそ、非日常の経験もしてみたくなる。 
 
そして人によっては冒険に満ちたエキサイティングでエネルギッシュな 
人生を歩みたいと願う気持ちも、この不安定感から生まれるものです。 
 
 
 

 
次に、「愛・繋がり」に関しては、

”コミュニティへの帰属欲求”になります。

 
マズロー的に言うと3段階目の社会的欲求ということになります。 
 

 

 
家族、学校、部活、仲間、会社、地域のコミュニティ、

社会、国、部族、なんでも良いですが、 
集団の中で他者との繋がりを感じていたいという欲求です。 
その土台となっているのが当然「愛情」という普遍的な欲求になります。 
(だれも憎しみや恐れで繋がりたいとは思わないわけです) 
 
これも人間が根源的に持っている欲求ですし、もっと言うと「生物そのもの」が 
根源的に持っている欲求であると言えると思います。動物でも同様ですよね? 
 
 

 
 
そして次に、「自己重要感」という欲求もあります。 
 

これは初めて耳にされる方もいらっしゃるかも知れませんね。 
自己重要感とは、「自分を大切にしたい、大切にして欲しい」

という欲求のことです。 

 

または人に認められたい、人と違うユニークな存在でありたい、

こういったものも含まれます。


 
 
これは表面的には「自分が嫌いなんです」と公言しているような人であっても、 
裏返すとそれは「だれかこんな自分を助けて救ってください」という様な、 
自己重要感の欠如・欠乏から生まれている言動であるケースもあります。 
 
基本的には人間はこの自己重要感というもの、もう少し明確に表現すると

「自尊心」 というようなものを「最も大事にしている」生き物です。 
 

実は、心の欲求の大半はこの自己重要感の欠如を埋めるための

ものだったりもします。 
 

怒る、拗ねる、ひねくれる、悲しみくれる、自信を喪失する、

こういった表面的な言動の 背後にあるのは

 

「他人に認めてもらえない欠乏感」

 

から来ていたりします。 
そして「自分が自分自身を認めてあげられない欠乏感」でもあります。 
 
これは心理学の領域で非常に奥深い話になってしまいますのでこの辺にして 
おきますが、非常に重要な根源的欲求です。 
(ぜひ身近な人の自己重要感を満たしてあげましょう!) 
 
 
 
 

 
そして次、「成長」という欲求です。 
 

人は肉体的にはある段階でピークを過ぎ、衰えていくものですが、 
知性的にも経験的にも精神的にも、常に成長進化し続けることができるものです。 
 
そしてそれは根源的欲求として元々埋め込まれたものでもあります。 
ですからどんな時にでも、どんな人にでも(例え努力が大嫌いだという人でさえも)この 成長(拡大)したいという欲求はあるものなのです。 
 
例えば、「お金が欲しい」もそうです。

より経済的に成長したいという欲求の現れです。 
お金と言うと単に「欲望・物欲・現世利益的な欲求」という具合に

時として忌み嫌われて しまうこともあるものですら、

それは根源的に正当な、至極真っ当な欲求なのです。 
 
まともな人であればあるほどお金はもっと欲しいものなのです。 
そしてそれを否定する必要は一切ありません。

 

人を騙して得たお金でさえなければ、 いくらでも手に入れて良いですし、

人を傷つけることでなければそれを何に使おうと 全く問題のないことなのです。

むしろ社会に富を還元させている素晴らしき人です。 
 

 
そしてお金以外にも、知的、肉体的、精神的、技術的、経験的、

何においても「現在」より 「未来」に向かってより成長したい

という欲求がないといけません。

 

だからこそ、元々生まれつきその欲求が備わっているということですね。 

 

 

 

 
ではこれで最後となりますが、「貢献」という欲求があります。 
 
人間は自己完結なことよりも他人に喜んでもらえたり、感謝されたり、 
誰かのためになったと感じることで自分自身がエネルギーをもらえたり

するものです。 
 

それは元来自分以外の何かに貢献したいという欲求が備わっているからです。 
 
 

ですから仕事においてもいくらお金が稼げても、誰からも感謝されないような 
ものだとずっとモチベーションを維持していく事が困難なのです。少しでも良いから 
他者やお客様から感謝してもらえるとそれは喜びとなり、やる気となるものです。 
 
 
 
 
 
このようにざっと解説しましたが、人間には根源的に備わっている 
6つの欲求というものがあります。 
 
「安定感 と 不安定感」 
「愛・繋がり と 自己重要感」 
「成長 と 貢献」 

 
です。 
 
 
 

 
その中で、もしあなたが自分自身の人生をより豊かに、 
成功させたいと望むなら、特に「成長と貢献」という欲求に 
フォーカスする必要があります。 
 
★成長・・・あらゆる領域において自分自身を常に高め、向上させること。 
★貢献・・・常に自分以外の人間の役に立ち、価値を創造し、提供すること。 

 
この2点が継続してできていれば、 
必ず豊かに成功できるようになっているものだからです。 
(そのベースには愛も必要ですね) 
 
だから、あれこれ色んなことに気を取られたり、惑わされたりした時は、 
この基本に立ち返れば手っ取り早いのです。 




「果たして自分は今、成長し、誰かに貢献できているだろうか?」と。 
 
この問に対して常に「yes.」で答えて行くことを意識してみてください。 
きっと色んな場面で自分の中に芯が通ると思います。 
 
 
 

これを憶えておくと結構人のこと、社会のことが冷静に見れるようになります。

また自分のやるべきことも明確になってブレなくなってきます。

 

 

ということで、また次回。