「生き方」稲盛和夫著を読んで、大きな夢を描き、日々努力する。
京セラやKDDIの創業者、稲盛和夫さん。
また、組織を小さな集団に分けてそれぞれに経営参加意識を持ってもらうという理論、アメーバ経営の提唱者としても有名です。
その経営手法は多くの経営者の尊敬を集めています。
そんな稲盛和夫さんが経営や人生について書いた本が、「生き方」です。
是非、お正月に読んで欲しい1冊なので、今回はその「生き方」の内容をご紹介します。
④「感謝する」
必要なのは「何があっても感謝の念をもつ」のだと理性にインプットしてしまうことです。
感謝の気持ちがわき上がってこなくても、とにかく感謝の思いを自分に課す、つまり「ありがとう」といえる心を、いつもスタンバイさせておくことが大切なのです。
この「素直な心」の大切さを説いたのが、松下幸之助さんでした。
松下さんは、自分には学問がないからと、いつも他人から教えてもらうことで自分を成長させていこうとする姿勢を生涯変えることがありませんでした。
“経営の神さま”といわれてなかば神格化された以後も、この「生涯一生徒の気持ち」を忘れず貫かれたところに、松下さんの真の偉大さがあると私は思っています。
稲盛さんは、感謝の心を大事にしています。
また、素直な心を松下電器の創業者、松下幸之助さんに学んだと言っています。