「生き方」稲盛和夫著を読んで、大きな夢を描き、日々努力する。



京セラやKDDIの創業者、稲盛和夫さん。




また、組織を小さな集団に分けてそれぞれに経営参加意識を持ってもらうという理論、アメーバ経営の提唱者としても有名です。


その経営手法は多くの経営者の尊敬を集めています。


そんな稲盛和夫さんが経営や人生について書いた本が、「生き方」です。





是非、お正月に読んで欲しい1冊なので、今回はその「生き方」の内容をご紹介します。




②「夢を描く」


私はくり返し、この会社をかならず世界一の会社にするぞと“大言壮語”していました。



それは、遠い夢物語でしたが、かならず成し遂げてみせると心に強く抱いた願望でもありました。



しかし、目はいくら空の高いところを見ていても、足は地面を踏むことしかできません。



夢や望みはいかに高くても、現実にはくる日もくる日も、地味で単純な仕事をこなすので精いっぱいでした。



昨日の仕事の続きを一ミリでも、一センチでも前へ進めるために、汗をかきながら一生懸命、目の前に横たわる問題を一つひとつかたづけることに追われるうちに一日が暮れてしまう。



「こんなことを毎日くり返していて、世界一になるのはいったい、いつの日のことか」


夢と現実の大きな落差に打ちのめされることもしばしばありました。



けれども、結局のところ、人生とはその「今日一日」の積み重ね、「いま」の連続にほかなりません。



いまこの一秒の集積が一日となり、その一日の積み重ねが一週間、一か月、一年となって、気がついたら、あれほど高く、手の届かないように見えた山頂に立っていた――というのが、私たちの人生のありようなのです。



自分の人生を自分の力でしっかりと創造していける人というのは、かならずその基盤として、大きすぎるくらいの夢、身の丈を超えるような願望を抱いているものです。



私にしても、自分をここまで引っ張ってきてくれた原動力は、若いときに抱いた夢の大きさ、目標の高さだったといってもいいでしょう。



大きな夢を描きながら、今日1日の努力を積み重ねる。



稲森さんは本の中でこんなメッセージも発しています。



「夢をもて、大志を抱け、強く願望せよ。」



◆第2回・未来型社会貢献/夢を叶えるPJ


1月12日(土)開催


参加申し込み



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