YUKIのライブに行ってきたよ 【2012/5/6 東京ドーム】 | いつも一人ぼっち・・・ライブ日記

YUKIのライブに行ってきたよ 【2012/5/6 東京ドーム】

YUKI LIVE "SOUNDS OF TEN"
2012年5月6日 東京ドーム アリーナF12 95番


いつも一人ぼっち・・・ライブ日記


YUKIのライブに行ってきたよ。
チケットはファンクラブ先行で入手。


今回はYUKIのソロデビュー10周年記念ライブ。
ということで、なんと、東京ドームという大箱で開催!
しかも1回きりのスペシャルライブとのこと。
これは盛りだくさんな内容になりそうで楽しみ・・・。


会場へは開演予定時刻の45分ほど前に到着。
ドームは入場やらトイレやらに時間がかかるので早めに到着。
案の定、指定された入場ゲートに行くと、
混雑しているから違うゲートに行ってくれとのアナウンス。
ということで右往左往しつつ、なんとか入場し、トイレを済ませると席へ。
今回はアリーナ席。だけどかなり後方の列・・・。
席についてステージを見てみると、
ステージからアリーナ席最後方まで延びる長い花道がアリ。


開演予定時刻を10分ほど過ぎた頃に会場が暗転すると、
スクリーンにはCG加工されたYUKIの映像が流れ出す。
そして、「ナイン、エイト・・・」とカウントダウンが始まると、BGMもいよいよ盛り上がる。
ついにはそのカウントダウンも終わると、
いつのまにかステージに登場していたバンドがジャジャーン!と音を出し、
続いてドバーン!と特効の火薬が爆発!、と同時にYUKIがステージに登場!
そして歌いだしたはソロデビュー曲「the end of shite」。
これでライブはスタート。


そして初期の頃のロックな曲「惑星に乗れ」「泣きそうだ」、
今回のバックバンドであるアストロと共に作り上げたロックな曲「ふがいないや」、
アコースティックな曲「ハミングバード」「愛に生きて」、
エレキシタールが印象的な「ファンキーフルーツ」、
ライブでは盛り上がり鉄板な曲「WAGON」と続く。
「泣きそうだ」ではYUKIがギターを弾くなんてことも。
間奏のギターソロ的なものもYUKIが。
「ハミングバード」では後ろのスクリーンにYUKIの影が映し出される。
と思ったらその影が実はCGになってて、影が自由に踊りだしたりも。


続いてはディスコな感じの曲「Rainbow st.」。
間奏ではギターの松江潤のラップ、バンド紹介andソロ回しもアリ。
曲の後半にはステージ後ろのスクリーンに大きなブロック壁のCGが現れる。
そしてYUKIがそのブロック壁を蹴るような仕草をすると、
壁が崩れてブロックがステージ前方の花道へと広がる。
YUKIはその崩れたブロックをおそるおそる渡って行くような仕草を見せる。
と思ったら、曲終わりと同時に穴に落ちていくようなCGと共に、
YUKIがステージ上から消えるサプライズ。


ここでブレイクand衣装替えタイム。
スクリーンにはジュディアンドマリーの最後のステージだったここ東京ドームで、
ありがとうの挨拶をする半泣きのYUKIの姿が・・・。
そして、聞こえてきたのは、あのドキュメンタリー番組「情熱大陸」のテーマ曲。
と、スクリーンには「道産子大陸」なるテロップと共に、なにやら語りだすYUKI・・・。
ということで「情熱大陸」風のタッチで、YUKIのソロでの歴史が次々とスクリーンに映し出される。
ちなみにYUKIは北海道出身。ということでの、このタイトルなのか・・・。


「道産子大陸」も一段落するとエレクトロなインストが流れ出し、
ステージ上のバンドの立ってる場所が徐々にせり上がっていく。
そしてその競りあがったステージのさらに上空の四角い箱の中にYUKIが登場!
はじまったのは「舞い上がれ」。

まさに舞い上がってます、YUKIさん・・・。


続いて「ヘイ!ユー!」「ビスケット」とアップテンポな曲で盛り上げた後、
しっとりとした感じではじまったのは「66db」。
スクリーンには歌詞の内容にあわせてか、雨がざんざんと降る映像が・・・。
幻想的な雰囲気に会場は包まれる。


そしてそのしっとりとした雰囲気を引き継ぐように始まったのが、
「うれしくって抱きあうよ」「Home Sweet Home」というバラード2曲。
この2曲はステージの真ん中ではなく、左右の花道and小ステージにてパフォーマンス。
「うれしくって抱きあうよ」はステージ下手側の小ステージに腰掛けて、
「Home Sweet Home」はステージ上手側の小ステージにて。
右手側のステージでは「Home Sweet Home」ということからのか、
窓に明かりがともったり家っぽいステージセット。
「うれしくって抱きあうよ」では、上空から葉っぱを模したものが、
ヒラヒラと落ちてきたりも。


続いて「COSMIC BOX」をはさんだ後、JAZZな感じのドラムのタムが聞こえてくると、
YUKIの「みんなYUKIとスウィングしない?」という問いかけと共に、
なんと、花道の真ん中あたりの四角いステージがYUKIを乗せてゆっくりと上昇!
その間、お客さんとのコールアンドレスポンスandYUKIがジャジーなスキャットを披露しつつ、
ついには四角い箱を重ねたような塔ステージが完成。
そして歌いだしたのはビックバンドジャズな曲「恋愛模様」。


ここで再びブレイク。スクリーンには踊るYUKIの映像。
JAZZなBGMに乗って、バックダンサーと共にラインダンスのようなものを踊るYUKI。


そして映像が終わると同時に、なにやら後ろの方で歓声が上がる。
振り返ってみると、花道の先端、ほぼ1階スタンド前あたりの小ステージにYUKIとコーラス隊2人の姿が!
そのままそこで3人がアカペラで小曲を披露すると、続いてはじまったのはおなじみ「ティンカーベル」。
もちろん、お客さんは「ジョイトゥーザワールド~」を大合唱。
YUKIとコーラス隊が花道をステージの方向に戻りながら曲は進行。


そしてエンドステージに戻るとバラードの「歓びの種」を挟み、ライブ後半の盛り上げコーナーへ。
「長い夢」「鳴いてる怪獣」「ランデヴー」「揺れるスカート」、
「ワンダーライン」「JOY」とアップテンポな曲で一気に駆け抜ける。
「揺れるスカート」では再び花道途中の上昇する塔のようなステージにてパフォーマンス。
「JOY」ではイントロで銀テープが噴出。
という感じで、大いに盛り上がって本編は終了。


しばらくするとアンコールに答えてYUKIとバンドが再登場。
YUKIは「YG」と書かれたベースボールキャップをかぶって登場。
そして、東京ドーム内にある広告「オロナミンC」にちなんでということで、
YUKIの「元気はつらつ?」という問いかけに「オロナミンC!」とお客さんが答えてからの、
YUKIの「プレイボール!」という宣言と共にはじまったのはもちろん「プレイボール」。
と、曲が始まると上空からYUKIのマスコットキャラクターである「ゆきんこ」が書かれた赤い風船が大量に落下。
さらに、2番になると野球ボールを模した大きなバルーンがいくつもアリーナ席に放り込まれ、
アリーナ席は大変な騒ぎに。


最後は新曲「世界はただ、輝いて」「大人になって」と続いた後、
「この曲に出会えて幸せだった」という紹介から「プリズム」でアンコールも終了。
約3時間20分にもわたる長丁場のライブでした。


ということで、デビューシングル「the end of shite」から始まって、
まさにキャリアを総括するような感じの内容のライブでした。
でも予想以上に初期の頃のアルバム曲をやったという感じも。
最近出たシングルコレクションからやってない曲も結構あるし。
「メランコリニスタ」「星屑サンセット」「ドラマチック」とか、ちょっと聞きたかったかも・・・。
このあたりはこの後に続くツアーでやるのかな?
そんなセットリストの中で個人的によかったのは「66db」。
雨の映像の演出も含めてなんとも幻想的な感じでよかった・・・。


演出の方は、もう、盛りだくさん・・・。
変形するステージ、花道、花道途中の塔ステージ、
そして、テープや風船などの降り物などなど・・・。
照明も後半の盛り上げコーナーになってレーザーバリバリでド派手に。
ということで、大規模会場ならではの演出を満喫できたライブでした。


YUKIの声の調子はどうだったかというと、
正直、あんまりよくなかったかなぁという感じ。
まあ、こんな感じが最近のデフォルトになってるので、
今のYUKIにこれ以上の歌を求めるのは無理なのかな・・・。


バンドの方はよくまとまってた感じ。
今回の公演の前に横浜BLITZでやったリハーサル的な公演も見たんだけど、
その時はバンドもイマイチだなぁと思ってたんだけど、今回はそんなこともなし。
とはいえ、音がそれほどよくなかったので、楽器陣でグイグイひっぱるような感じはよくわからず。
でもドーム公演にしてはいい音だったのかな。


さて、次はツアー。
今回の内容とは変わってくるはずなので楽しみ・・・。


=セットリスト=


1.the end of shite
2.惑星に乗れ
3.泣きそうだ
4.ふがいないや
5.ハミングバード
6.愛に生きて
7.ファンキーフルーツ
8.WAGON
9.Rainbow st.
10.舞い上がれ
11.ヘイ!ユー!
12.ビスケット
13.66db
14.うれしくって抱きあうよ
15.Home Sweet Home
16.COSMIC BOX
17.恋愛模様
18.ティンカーベル
19.歓びの種
20.長い夢
21.鳴いてる怪獣
22.ランデヴー
23.揺れるスカート
24.ワンダーライン
25.JOY
~アンコール~
26.プレイボール
27.世界はただ、輝いて
28.大人になって
29.プリズム


↓今回のライブのファンクラブオリジナルチケット


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