いきものがかりのライブに行ってきたよ 【2012/4/14 アオーレ長岡】 | いつも一人ぼっち・・・ライブ日記

いきものがかりのライブに行ってきたよ 【2012/4/14 アオーレ長岡】

いきものがかり いきものがかりの みなさん、こんにつあー!!2012 ~NEWTRAL~
2012年4月14日 シティーホールプラザ アオーレ長岡 3階西H列46番


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いきものがかりのライブに行ってきたよ。
チケットはDVD/ブルーレイ購入先行予約で入手。


今回のライブはアルバム「NEWTRAL」を引っさげてのツアーの初日。
しかも、会場であるアオーレ長岡のこけら落とし公演だそうで・・・。
で、疑問だったのが、普通はどの人もツアー初日は関東近郊でやるんだけど、
こういう東京から遠い、しかも新しい会場でやるのかなぁと思ってたんだけど、
なんでも、事務所の社長が長岡出身だそうで・・・。そういうことね。


会場の最寄り駅の長岡駅には開演予定時刻の45分ほど前に到着。
そこから屋根つきの通路をトコトコ歩いて5分ほどで会場に到着。
会場はオープン記念イベントでもやってるのか、ライブ以外のお客さんもいてにぎやか。
そんな中、グッズ販売の列に数分並んでパンフレットを買うとさっそく入場。


今回の席は3階スタンドの真ん中あたりの列。
実は今回の席、はじめに割りふられた席から変更になってまして・・・。
2週間前くらいにプローモータから電話があって、見切れ席なのでチケット交換してほしいとか。
まあ、これもこけら落とし公演ならではのイベントの一つということで・・・。
席についてみると、これはホールというより体育館という感じのスペース。
幕張メッセのイベントホールみたいなのを想像していたんだけど、あれより小さくて体育館的な感じ。


席についてしばらく待っていると、
ものすごい、なまった口調で開演にあたっての注意のアナウンスが流れる。
開演前によくある、うぐいす嬢がやる、アレです。
あれを、なまった口調のオジサンが面白おかしくアナウンス。
と思ったら、これ、事務所の社長だそうで・・・。


開演予定時刻から10分ほど過ぎたころBGMが止み、かすかにシンセの音が聞こえてくる。
そしてその静寂を打ち破るようにドーン!という音が鳴ると同時に会場が暗転していく。
続けてシーケンスチックなSEが流れ出すと、ステージ前方にかかってるスクリーンには、
今回のツアーグッズなんかで使用されているデザインの幾何学模様のCG映像が流れだす。


そしてドラムのハイハットのカウントが入りブラスのファンファーレの様なフレーズが鳴り響くと、
ステージ前方の幕がパッと上がりステージ真ん中の一番奥の高台に、ボーカルの吉岡が登場!
そして始まったのはオープニングにはぴったりのアップテンポな曲「NEW WORLD MUSIC」。

これでライブはスタート。
ボーカルの吉岡はさっそく「ジャンプ!ジャンプ!」とお客さんを煽る。
お客さんも「イェイ!イェイ!」などの合いの手にしっかりついてきて盛り上がる。
この「NEW WORLD MUSIC」、ギターソロ前のアレンジがオリジナルとは違う感じになってかな?


続けてオープニングの勢いそのままで、ここもアップテンポな曲「いつだって僕らは」。
お客さんはサビ前の印象的なリズム「パン!パン!パパパン!」を手拍子で。
オープニングからアップテンポな曲が続き、大いに盛り上がる会場・・・。


そしてここでガラッと雰囲気を変えて、ピアノのやさしいイントロから、
アコースティックなサウンドの「センチメンタル・ボーイフレンド」へ。


続いておなじみの「みなさん、こんにつあー!」のメンバーとお客さんの掛け合いから、バラードコーナーへ。
イントロで客席から拍手が起こった「ありがとう」、
ボーカル吉岡のサビ終わりのロングトーンが聴き所の「歩いていこう」と続く。


そしてメンバーの「バラードが続いたけど、ここで体を動かしましょう」という話から、
ファンクなバンドのインストに乗ってメンバーが客席の手拍子を煽ると、
はじまったのは男性メンバー2人がメインボーカルを取る曲「夏・コイ」。
オリジナルとはちょっと違った夏全開な雰囲気のレゲエなアレンジにて。
スクリーンには同じく夏?な雰囲気のイメージ映像。


ここでメンバーの水野の指示でお客さんは着席and地元MCコーナー。
メンバーが長岡に来てから行った場所や、地元名産の笹団子やイタリアンの話などなど・・・。


そして着席させたということで、バラードコーナーへ。
まずはアコースティックバージョンの「SAKURA」、
続いてアルバム「NEWTRAL」の最後を飾るワルツな曲「おやすみ」。
「おやすみ」はオリジナルの音源では素朴な感じの歌い方だった吉岡、
ライブでは普通の歌い方でした。


曲が終わるとバンド含めてメンバーがステージから退場し、
降りてきたステージ前方を覆う幕に緞帳が降りていくCGが映し出される。
続いてそのステージ前方の幕とステージ後方のスクリーンが連動しての映像演出。
ストリングスとピアノのロマンチックな感じのBGMに乗って、
市街地の中を飛んでるような視点のCGから、大人な雰囲気のネオン街へたどりつく。
そしてサポートメンバーのベース安達貴史がウッドベースを不気味な音でボンボン鳴らし、
ドラムのタムがドンドコならされるとステージ前方の幕が上がりあの曲のイントロへ。
次はスウィングな歌謡ジャズっぽい曲「恋詩」。
メンバーも衣装がえをしてステージに再登場。
お客さんもここで一斉に立ち上がる。


そしてここからはライブ後半の盛り上げコーナー。
「ブルーバード」「笑ってたいんだ」「じょいふる」「KISS KISS BANG BANG」「KIRA★KIRA★TRAIN」と、
アップテンポな曲を続けて。


「ブルーバード」では吉岡がその歌詞にちなんでか、「スター☆にしきのあきら」みたいな、
上着の袖にすだれみたいなのがついた衣装を腕に取り付けてビラビラさせたりも。
ブリッジ部分では吉岡がステージ後方のお立ち台に登り、後ろのスクリーン映像と連動。


「じょいふる」ではいつものようにお客さんのタオル回し、そして途中小さな「じょいふる」もアリ。
小さな「じょいふる」の最中には、恒例の水野の自虐ネタが炸裂。
なんでも昔、「いきものがかりへ」というファンレターを封書でもらったんだけど、
その中に「キヨエちゃんへ」と「ほっちへ」という手紙はあったんだけど、
いくら探しても「よっちゃんへ」という手紙がなかったとか・・・。
でも、その水野のお婆ちゃんが隣の燕三条出身ということで、今日は遠い親戚の子供が見に来てて、
その子供から他のメンバーにではなく、水野宛てだけのファンレターをもらったとか。
ということで、「新潟はホームグランドです!」と叫ぶ水野・・・。


「KISS KISS BANG BANG」では、PVにも登場した色々なファッションに身を包んだ吉岡が、
ステージのスクリーンにも登場しリアルの吉岡と共演。
そして間奏では鍵盤の本間昭光のシンセソロが炸裂。


アップテンポな曲が続きひとしきり盛り上がった後、本編最後はしっとりと「愛言葉」でシメ。
ここではじめてスクリーンに吉岡の熱唱する姿がアップで映し出される。
サビで何度も繰り返される「くもりのない愛の言葉」というフレーズが心にしみる・・・。


アンコールはステージ前方にかかった幕での映像でスタート。
「TOUR 2012 NEWTRAL」というロゴから、
映画のサントラみたいな泣きのストリングスのSEに乗って、
「N」「E」「W」という感じに「NEWTRAL」の一文字一文字がクローズアップされていく。
そして「NEWTRAL」の文字がすべてそろうと、しっとりとはじまったのがバラードの「地球」。


続いて「新曲やります!」という水野の言葉から、その新曲の作者の山下の曲紹介を挟んで、
アニメ映画「コナン」の主題歌になってる新曲「ハルウタ」へ。
この「ハルウタ」は初めて聞いたんだけど、
いかにも「いきものがかり」といった感じのアップテンポで疾走感のある曲でした。
しいて言えば「ホタルノヒカリ」みたいな感じかも。


最後は水野の「毎年ライブをやらせてもらえて感謝してる。これからもよろしくおねがいします。」
という言葉から「会いにいくよ」へ。
「会いに行くよ、精一杯を歌に託して」という歌詞が、
メンバーからお客さんへのメッセージのようでグッとくる。


曲も終わりバンドメンバーを紹介し、メンバー3人でステージの左右両脇の花道へ出て挨拶をすると、
最後はメンバーのマイクを通さない「ありがとうございます」という挨拶でアンコールも終了。
約2時間半のライブでした。


ということでアルバムツアーらしく、アルバム「NEWTRAL」からの曲を中心にした内容のライブでした。
というか「白いダイアリー」以外は全部やったか・・・。


演出の方はホールツアーということでそれほど大掛かりなものはなかったけど、
ステージ後方に固定で設置されたLEDスクリーンの他に、
縦方向の細長いLEDスクリーンが、ステージ上を左右に動いたりってのが初登場だったかな?
「KISS KISS BANG BANG」ではステージに立っている吉岡の両脇にその縦長LEDが位置して、
ちょうど、吉岡の両脇にモデルよろしく着飾った映像の吉岡が映し出されるという感じに。


それからこけら落としのお試し公演ということで、
ステージから両脇に向けてホールにはないような花道が組んであったり、
PAスピーカもホールで見る床置きのではなく、吊り上げ型のラインアレイってやつで、
ちょっとホールツアーにしては豪華なステージ・PAセットだったのかな。
たぶん、これからこの会場でやる人のためのお試しセットだったんじゃないかと・・・。


という感じPAスピーカは豪華な感じだったんだけど、
いかんせん、会場が体育館のような形状のせいか、ステージ正面エンドからの音の跳ね返りがすごい・・・。
席がステージ真ん中あたりの位置だったんだけど、バラードなんかの音量が控えめな時には、
シンバルなんかの金物の音の跳ね返りがうるさい・・・。
そんな感じなので、音的にはあんまりよくなかったんじゃないかと。
ドラムの音もよく聞こえなかったし。ボーカルだけはしっかりと聞こえたけど。


メンバーの様子はというと、いつもの3人の立ち振る舞いといった感じで、
ボーカルの吉岡の声の調子もよさそうな感じ。
そして最近ギター小僧と化しているリーダーの水野、今回もニューギターをお披露目。
ボディーがバインディングになってるサンバーストのテレキャス、
そして青い?メタリック?な感じのストラトも新兵器だったかな?
ストラトの方は詳細がよくあんまり見えなかったけど・・・。
出番としてはサンバーストのテレキャスが多かった感じ。
あとは、アンプも変えたのかな?
以前はフェンダーだったけど、ちょっと前のテレビ出演の時なんかをみると、
ステージ上はディーゼルのキャビネット1個だけになってたような・・・。
プリアンプ的なものとかがステージ袖にありそうだけど。


バンドメンバーはここ最近のいつものメンバーで、
ドラム、ベース、ギター、パーカッション、マニピュレータという構成。
ちょっと前のテレビ出演時にはベースが安達貴史じゃなくて、
ドラムの玉田豊夢と同じバンド、100sにいた山口寛雄が出てたけど・・・。
あのベースの人、結構好きなんだけどなぁ。うまくて。
大塚愛とか柴咲コウのバックで見たけど。


ということでまだ始まったばかりの今回のツアー、ホールツアーは6月まで続きます。
関東は渋谷公会堂2DAYSのみということで、これはチケット獲得が激戦なようで・・・。
その後に8月から11月まで続くアリーナツアーがあるんだけど、
これは、よりベストヒット的な内容にのセットリストになったりするのかな?
バンドも生のホーンとかストリングス隊を加えたり。っていうのを期待してるんだけど・・・。


=セットリスト=


1.NEW WORLD MUSIC
2.いつだって僕らは
3.センチメンタル・ボーイフレンド
4.ありがとう
5.歩いていこう
6.夏・コイ
7.SAKURA
8.おやすみ
9.恋詩
10.ブルーバード
11.笑ってたいんだ
12.じょいふる
13.KISS KISS BANG BANG
14.KIRA★KIRA★TRAIN
15.愛言葉
~アンコール~
16.地球
17.ハルウタ
18.会いにいくよ


↓おまけ。行きの新幹線の中から、浦佐あたり。まだこんなに雪が・・・。長岡はそうでもなかったけど。


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