デフ・レパードのライブに行ってきたよ 【2011/11/7 東京国際フォーラム】 | いつも一人ぼっち・・・ライブ日記

デフ・レパードのライブに行ってきたよ 【2011/11/7 東京国際フォーラム】

DEF LEPPARD MIRROR BALL JAPAN TOUR 2011
2011年11月7日 東京国際フォーラム ホールA 2階5列59番


デフレパードのライブに行ってきたよ。
チケットは一般販売で入手。


また来てくれた・・・。
前回のホワイトスネイクとのカップリングツアーで念願の初ライブを体験。
もうこれでライブは見られないんだろなぁと思ってたところ、またも来日決定。しかもワンマン!
一応、今回はライブアルバム「MIRROR BALL」を引っさげてのツアーってことなのかな?
ということでそのアルバム「MIRROR BALL」と同様に、ベストヒットなライブになるだろうから楽しみ・・・。


会場へは開演予定時刻10分ほど前に到着。
さっそく入場してパンフレットを買おうと思うも長蛇の列であきらめる。
開演予定時間もせまってるので、そうそうに席へ移動。
今回は2階の前のほうの列。ステージが見やすくてイイ・・・。


席に着くと開演を告げるアナウンスが流れ、BGMの音量が一段と大きくなる。
そしてAC/DCの「For Those about Rock」が大音量で流れ出し、
最後の「ファイヤー!」で曲が終わると同時に場内が暗転し客席からは大歓声が起こる。
むむ、この始まり方はかっこいい・・・。でも他のバンドの曲・・・。


そして何やらイントロらしきものが流れ出しドラムのカウントから曲がスタート。
1曲目はライブアルバム「Mirror Ball」に収録のスタジオ録音の新曲「UNDEFEATED」。
ミドルテンポな曲でまったりとした感じでライブはスタート。


と思いきや、「UNDEFEATED」から間髪いれずに始まったのが「LET'S GET ROCKED」。
これでお客さんに火がつき、サビでは早くも大合唱が発生。


そしてこの「LET'S GET ROCKED」を皮切りに、懐メロand大合唱大会に突入。
ファンが聞きたかったであろう、アルバム「PYROMANIA」「HYSTERIA」からの曲を中心に進行。
もう聞きたかった曲はほとんど聞けたという感じだったかな?


途中、アコースティックコーナーもアリ。
ボーカルのジョーもアコギを持ち竿隊4人が前に出てきて、
ジョーの「オオサカよりラウダーに歌ってくれー!」という煽りから、
「TWO STEPS BEHIND」「BRINGIN' ON THE HEARTBREAK」とアコースティックverで。
もちろん、お客さんは「トゥステップスビハ~イン♪」「ブリンギンオンザ ハァーブレーー♪」の大合唱。
「BRINGIN' ON THE HEARTBREAK」は途中からドラム他が入ってバンドverに。
そしてそこからインストナンバー「SWITCH 625」へなだれ込む・・・。
最後にはリック・アレンのドラムソロもアリ。


「GODS OF WAR」の前にはリック・サヴェージのベースソロもアリ。
モジュレーション系のエフェクトをかけてうねうねとしたベースソロを披露。
そしてそこからつながるように始まる「GODS OF WAR」。
曲中にはボーカルのジョーがその歌詞の内容からかピースサインを何度も掲げる・・・。


本編後半は怒涛の流れ。
デフレパードといえばこの曲っていう人も多いであろう「HYSTERIA」が終わると、
ボーカルのジョーがギターのヴィヴィアンを紹介。
「ヴィヴィアン、こんなバンドにもいたよねぇ」的な言葉をかけると、
ヴィヴィアンがDIOやホワイトスネイクの曲のギターリフをちょろっと弾いて見せる。
「でもデフレパードで20年やってんだぜぇ!」みたいな煽りから、
ヴィヴィアンのギターリフからガシガシはじまったのは「ARMAGEDDON IT」。
そしてこれも待ってましたのギターリフから「PHOTOGRAPH」、「POUR SOME SUGAR ON ME」と続く。
「POUR SOME SUGAR ON ME」はイントロと曲中にお客さんの「ヘイッ!」のシャウトで盛りあがる。
そしてジョーがドラムのリック・アレンを紹介すると、リックがパットを叩き聞こえてきたのはあのイントロ・・・。
そしてはじまったのが「ROCK OF AGES」。お客さんも大合唱・・・。
そんな感じで、ロックに盛り上がった本編最後でした。


ということで、もう、お腹いっぱいのヒット曲満載のライブでした。
これだけ聞ければ、もう満足でしょ。
サビを合唱できる曲が多いので、コブシを上げて盛り上がれたし。
そして、デフレパードのメンバーがなかなか煽り上手。
盛り上がってほしい場面で手でジェスチャーしたり、拍手を要求したり。


ギター好きにもなかなか見所があったライブ。
おいしいギターリフ・アルペジオ満載だし、ギターソロな場面も多かったし。
「LOVE BITES」ではアウトロにヴィヴィアン・キャンベルの長いギターソロが追加。
「ROCKET」でも後半、ヴィヴィアン・キャンベルとフィル・コリンのギターソロの掛け合いがアリ。
そして、なんか久しぶりに聞いた作りこまれたハイゲインなリッチなギターサウンド。
たぶん、プリアンプとかラックエフェクター類でキッチリ作られた音。
今のバンドってほとんどが足元のペダルエフェクターとアンプの生の音を生かした音作りなので、
こういう作りこまれたギターサウンドを久しぶりに聞いたかも。
そして、フィル・コリンのサスティナー。
サスティナーいれてオクターブ上の音出しつつのロングトーン。
そしてアームダウン。おいしい・・・。


ジョー・エリオットの声の調子はというと、前回武道館で見たときよりはよかったかも。
ブレイクしてのロングトーンを披露する場面もあったし。
とはいえ、やっぱり高音でつらそうなところがいくつか・・・。
シャウトみたいなのも「すごい出てる!」って思う箇所もあったんだけど、
「アレ?」って箇所もあってよくわからない・・・。
まあ、こればっかりはこのキャリアの長さだと仕方ないんだろうけど。


他のメンバーの様子はというと、ギターのフィル・コリンはなんと登場から上半身裸!
そしてアグレッシブなステージング。
ベースのリック・サヴェージは一見クールな感じだったけど、
何度もステージ前方に出てきたは客席を煽ったり。
そして左右2箇所あるコーラスマイクの所を行ったり来たり・・・。
ヴィヴィアン・キャンベルは割とプレイに徹してたという感じだったかな。
ドラムのリック・アレンはドラムに張り付きだからステージングとかはないけど、
圧巻だったのが「SWITCH 625」の最後にあったドラムソロ。
まあ、よく片手両足であそこまで叩けるもんだ・・・。
ちなみに今回は2階席だったのでドラム叩いてるのがよく見えたんだけど、
スネアドラムにあたるパートは左足が担当してました。


さて、次回の来日はあるのかなぁ・・・。
今回、聞きたい曲はだいぶ聞けて満足だったんだけど、
もし今度来日してくれるなら「HIGH 'N' DRY」と「ADRENALIZE」の曲をもうちょっと聞きたいかなぁ。


=セットリスト=


1.UNDEFEATED

2.LET'S GET ROCKED
3.ANIMAL
4.C'MON C'MON
5.WOMEN
6.FOOLIN'
7.MAKE LOVE LIKE A MAN
8.TOO LATE FOR LOVE
9.SLANG
10.LOVE BITES
11.ROCKET
12
.ベースソロ
13.GODS OF WAR
14.TWO STEPS BEHIND
(アコースティックver)
15.BRINGIN' ON THE HEARTBREAK (アコースティックver → バンドver)
16.SWITCH 625
17.HYSTERIA
18.ARMAGEDDON IT
19.PHOTOGRAPH
20.POUR SOME SUGAR ON ME
21.ROCK OF AGES
~アンコール~
22.WHEN LOVE & HATE COLLIDE
22.ROCK! ROCK!(TILL YOU DROP)


↓全米で1300万枚以上売れた一家に一枚的なアルバム。
 ポップで聞きやすいうえ、日本人好みの叙情的なフレーズ満載でお勧め。
 一世を風靡したプロデューサ、マット・ラング印のサウンドも聞き所。


ヒステリア/デフ・レパード
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