ストレイテナーのライブに行ってきたよ 【2011/10/27 SHIBUYA-AX】 | いつも一人ぼっち・・・ライブ日記

ストレイテナーのライブに行ってきたよ 【2011/10/27 SHIBUYA-AX】

ストレイテナー LONG WAY TO NOWHERE TOUR
2011年11月27日 SHIBUYA-AX スタンディング


ストレイテナーのライブに行ってきたよ。
チケットは何かの先行で入手。忘れた・・・。


今回のライブはアルバム「STRAIGHTENER」を引っさげてのツアーの東京公演。
このアルバム、今さらながらにバンド名をタイトルにしたアルバム。
メンバーによると、アルバムの製作にあたって「ストレイテナーらしさとは何か?」ということを考えたらしい。
その結果、まさにメンバーも認める「ストレイテナー印」のサウンドのアルバムが完成。
そして、そのアルバムの仕上がりに自信があったからこその、このアルバムタイトルだとのこと。
そんなニューアルバムの曲達をライブで聞くのが楽しみ・・・。


会場へはちょうど開場時刻あたりに到着。
荷物をロッカーへ預け早速入場!となるはずが、
チケットをロッカーの中に閉じ込めてしまったことに気がつく・・・。
さらに、手持ちの百円玉がなくなってしまったため、
自動販売機で飲みたくも無いお茶を買って小銭をつくる。ああ、なにやってんだか・・・。
そんなこんなで荷物をロッカーへ入れて会場前で待っていると、整理番号が呼ばれ入場。
フロアの後ろの一段高くなったあたりの手すり最前列の位置をキープして開演を待つ。


開演予定時刻を5分ほど過ぎた頃、照明が落ちSEが流れ出す。
ステージにメンバーが登場すると、静かに始まったのが、
ニューアルバムのオープニング曲にもなってる「A LONG WAY TO NOWHERE」。
ゆったりとした雰囲気でライブはスタート。


と思ったのものも、続けて「DISCOGRAPHY」「VANISH」と、
アゲアゲな曲をブチ込んできて、フロアは一気にヒートアップ。


次にちょっと古い曲「クラッシュ」「Stilt」「THE REMAINS」と続けて。
「Stilt」「THE REMAINS」は曲間をほとんど挟まずに、一つの曲のような感じに。


続いてスロー・ミドルテンポな曲のコーナーへ。
ホリエが鍵盤に座ると鍵盤の音がエロい雰囲気の曲「Lightning」、
キャッチーなメロディーとアレンジが冴える「CLONE」「YOU and I」と披露。


そしてドラマチックなアレンジの曲「氷の国の白夜」「Man-like Creatures」、
続けておなじみ「KILLER TUNE」へとつながる。
「Man-like Creatures」「KILLER TUNE」は曲間は全く無しで、
2曲続けて一つの曲のようなアレンジに。


そして、アレンジが凝ってておもしろい「VANDALISM」、
ひなっちのスラップベースのイントロがかっこいい「KINGMAKER」、
彼らにしては珍しいブルージーな雰囲気の曲「OWL」、
ニューアルバムからダンサンブルな曲「CRY」と続く。


ここでまたアップテンポな曲でフロアは再び沸騰。
ひなっちの歪んだベースのイントロからまさしく一気に爆発する「SPEEDGUN」、
ライブでは定番となりつつある盛り上げ曲「瞬きをしない猫」、
ちょっとパンクな雰囲気も漂うニューアルバムからの曲「プロローグ」と続けて。


ひとしきり盛り上がった後、ホリエが再び鍵盤に座ると疾走感ある爽やかな曲「Toneless Twilight」、
ニューアルバムからのロックな曲「プレアデス」、
ポップだけどちょっと捻ったアレンジがおもしろい「羊の群れは丘を登る」、
そして最後は問答無用のアンセム「Melodic Storm」へとなだれ込み本編は終了。


アンコールに答えてメンバーがステージに再登場すると、
ホリエの、「昔はアンコールやらなかったりしたんだけど、今日は前向きなアンコールやります」、
との言葉からはじまったのは、来ました、「TRAIN」。
サビで一気にはじけるアップテンポなリズムのこの曲でフロアはもちろん大盛り上がり。
そしてドラムのシンペイのもうおなじみとなった、
「シブヤAXのバーサーカーに捧ぐ!」のシャウトからはじまったのはもちろん「BERSERKER TUNE」。
曲名の通りお客さんが「狂戦死」と化して大盛り上がりとなった中、これでアンコールも終了。
約2時間のライブでした。


ということで、ストレイテナーらしいバラエティーに富んだ曲達を満喫できたライブでした。
特に最近の曲はアレンジが凝ってるものが多くて面白い・・・。


セットリストの方はニューアルバムからの曲を中心にしつつ、プラス、ライブの定番曲と言った感じに。
最近のライブではあまりやらない様な曲もあったのかな?「Stilt」とか「THE REMAINS」とか。
ちょっと前のライブで定番だった曲「クラッシュ」「Lightning」「CLONE」とかも、久しぶりに聞いたような感じも。


メンバーの様子はというと、いつもにも増してホリエアツシがフロントマン然としたパフォーマンス。
「DISCOGRAPHY」かなんかで「踊れーー!」とかシャウトしてたし。
「踊れーー!」とかいう煽り、ホリエの口からはじめて聞いたような・・・。
ただ単に今まで見たライブで言ってなかっただけかもしれないけど。
それからホリエはディレイのホールドみたいな効果のループマシンをちょろっと使ってたけど、
たぶん新しく入れたペダルなのかなぁ、使い方はこれからといった感じも。


そんな感じでニューアルバムの世界観を堪能しつつ、いつものテナーな感じも楽しめたライブでした。
しかしこう見てみると、ストレイテナーって色々な曲持ってるなぁと。
初期のストレートなギターロック、アルバム「Nexus」「CREATURES」あたりの鍵盤が入る曲、
そして最近のポップだけどちょっと捻ったアレンジの曲やエレクトロな感じの曲といった感じで。
ニューアルバムの最後の曲「VANISH -Prototype-」なんてその極みだし。
かといって、アルバム毎でコロコロと音楽性が代わってるバンドって印象も無いのが不思議。
ということで、これからの彼らの活動が楽しみ。


次はツアーファイナルのSTUDIO COASTに参加予定。


=セットリスト=


1.A LONG WAY TO NOWHERE
2.DISCOGRAPHY
3.VANISH
4.クラッシュ
5.Stilt
6.THE REMAINS
7.Lightning
8.CLONE
9.YOU and I
10.氷の国の白夜
11.Man-like Creatures
12.KILLER TUNE
13.VANDALISM
14.KINGMAKER
15.OWL
16.CRY
17.SPEEDGUN
18.瞬きをしない猫
19.プロローグ
20.Toneless Twilight
21.プレアデス
22.羊の群れは丘を登る
23.Melodic Storm
~アンコール~
24.TRAIN
25.BERSERKER TUNE