TOTOのライブに行ってきたよ 【2011/9/27 日本武道館】
TOTO IN CONCERT 2011
2011年9月27日 日本武道館 2階南F列16番
TOTOのライブに行ってきたよ。
チケットは一般販売で入手。
2008年に活動停止となっていたTOTOがなんと復活!
中期~後期のTOTOを支えてきたベースのマイク・ポーカロが難病にかかってしまい、
それを支援するという目的で期間限定で復活し日本公演を含めたワールドツアーに。
TOTOというバンドの歴史を知っている方ならご存知だと思うけど、
このバンドはファミリー的な結束が強いバンド。もちろん、本当の兄弟同士もいるわけだけど。
そういうファミリー的なバンドだからこその今回の復活だったのかな。
これはファンにとってはうれしい復活。
まさかまたTOTOのライブが見られるなんて・・・。
しかも、オリジナルメンバーのスティーヴ・ポーカロがツアーメンバーに復帰!
UDOのサイトによると、25年振りの来日だそうで・・・。
そして、前回の日本ツアーでちょろっとだけ出演して好評だった、
ボーカルのジョセフ・ウィリアムズも参加。
これはぜひ見なければ・・・。
個人的に非常に思い入れのあるバンドなので楽しみ。
ちなみにこのライブ、本来は5/24に行われるはずだったんだけど、
震災のために延期になってこの日の開催となってます。
会場へは開演予定時刻ごろに到着。
物販でパンフレットを買うと急いで入場して席へ。
今回は2階スタンド南の前方の列となかなかの良席。
開演予定時刻を5分ほど過ぎた頃、シンセによるクラシカルで荘厳なSEが流れ出す。
そのSEが流れる中、スッと場内の照明が落ち客席からは歓声が上がる。
SEがいっそうドラマチックになり盛り上がったところで、聞こえてきたのはあのキメキメのイントロ!
もちろん、1曲目は「Child's Anthem」。客席のお客さんからは早くも手拍子、手拍子!
そしてギターのテーマメロディーが入ってくるとさらに歓声と拍手!
かっけー・・・。このプログレハードな感じ・・・。
まさに熱狂のオープニングでライブはスタート。
続いてボーカルのジョセフ・ウィリアムズがステージに登場すると始まったのは、
彼が始めて参加したアルバム「FAHRENHEIT」のオープニングを飾る「Till The End」。
さっそくスティーヴ・ポーカロによるであろう「TOTOブラス」とも言われてる、
あのシンセブラスが鳴り響く。
続けて聞こえてきたのはポップで印象的なギターリフ。
そしてはじまったのは「Afraid of Love」。メインボーカルはスティーヴ・ルカサー。
ロックだけどキャッチーなメロディーで会場の雰囲気を一気にポップな世界に持っていく。
そして曲間を挟まずに間髪いれずピアノのイントロから「Lovers in the Night」。
おっ、これはアルバムの流れそのまま!
オリジナルアルバム「TOTO IV」に収録されているそのままに、
曲間を取らず「Afraid of Love」「Lovers in the Night」を2曲続けてという感じに。
ちょっとこれはファンにはたまらない・・・。
ルークが「古いフレンドも新しいフレンドも来てくれてありがとう!」とお客さんに感謝を述べると、
アルバム「FAHRENHEIT」からの曲でレゲエっぽくもある浮遊感のある曲「Somewhere Tonight」へ。
アウトロではサポートのコーラス二人がステージ前方に出てきて、
アドリブ披露andお客さんとコール&レスポンスで盛り上がる。
続いてピアノのイントロと、これぞジェフ・ポーカロと言えるリズムパターンで始まったのは、
ジョセフ・ウィリアムズのボーカルが冴え渡るアルバム「The Seventh One」からの曲「Pamela」。
この曲はまさにTOTO印な曲で個人的に大好きな曲。
ジャジーなコードと16なりズムとキメキメアレンジ、そして軽快なホーンが気持ちいい・・・。
後半には早くもデヴィッド・ペイチのピアノソロがフィーチャー。
ここでスティーヴ・ルカサーがアコギに持ち替えて、
鍵盤のスティーヴ・ポーカロを紹介してから始まったのは「Lea」。
アルバム「FAHRENHEIT」収録のスティーヴ・ポーカロ作詞作曲のバラード。
おお、なんてレア曲を・・・。
続いて今回唯一の披露といってもいい後期TOTOのロックな曲「Gift of Faith」を挟んだ後、
デヴィッド・ペイチとスティーヴ・ポーカロの二人による鍵盤ソロへ。
はじめはデイヴのピアノソロでしっとりと始まり、途中でステージにスティーヴ・ポーカロが登場すると、
映画のサウンドトラックかミュージカル風のドラマチックなアレンジにチェンジ。
なかなか凝ったアレンジの鍵盤ソロ。
しかしあのピアノだけのソロからどうやってキメキメなリズムが同期できるんだろ・・・。
オケを流してるわけでも、クリック聞いてる感じでもないし。
MIDIピアノで同期させてるのかな・・・。
華麗な二人の鍵盤ソロへの大歓声が鳴り止まぬ中、
聞こえてきたのはあのアフリカンなリズムパターンとマリンバ音色のシンセ。
はじまったのはもちろん「Africa」。
サビではジョセフの「シンギン!」の煽りから、
お客さんの「アイブレス レインダウン イン アーフリカァーー!」の大合唱が。
ここでスティーヴ・ポーカロが前方に出てきて、
兄のマイク・ポーカロについてや今回のライブについてなどについてスピーチ。
その後にはじまったのが、なんと!マイケル・ジャクソンの「Human Nature」。
MJのこの曲、ファンの方ならご存知だろうけどスティーヴ・ポーカロが作曲編曲で参加。
大好きな曲だったので、まさか今回のライブで聞けるとは・・・。。
今回のライブで一番の目玉曲だったかも。
会場が感動的な雰囲気につつまれる中、その雰囲気を打ち破るように聞こえてきたのが、
問答無用のドラムパターン、後にポーカロシャッフルとも言われるようになった「Rosanna」のイントロ。
もちろん次の曲はTOTOと言えばこの曲と言う人もいるはずの代表曲「Rosanna」。
そして間奏のシンセソロはスティーヴ・ポーカロが!ああ、ホンモノが聞けた・・・。
駄目押しでアウトロにスティーヴ・ルカサーの強烈なギターソロが炸裂。
続いてスティーヴ・ルカサーによるメンバー紹介からブルース的なセッションに突入。
ブルースなリズムに乗って各人ソロ回し。
途中、ギターのスティーヴ・ルカサーが「上を向いて歩こう」のフレーズを挟んだりも。
次はソウルフルな雰囲気の曲「Georgy Porgy」。
もう、まったくこのバンドの持ち曲の振れ幅はすごい・・・。
プログレハードかと思えば、こういうソウルフルでアーバンコンテンポラリーな曲もアリ。
しかも今では色々な人からカバーされる名曲になってるし・・・。
途中にはベースのネイザン・イーストのベースソロもフィーチャー。
普通のメロディー弾きから、お得意のベースとボーカルスキャットのユニゾンへと展開。
ここでもデヴィッド・ペイチのジャジーなピアノソロがアリ。
今回、結構ソロってるかも、デヴィッド・ペイチ。
そして本編最後はアルバム「The Seventh One」からのアップテンポな曲で盛り上げて終了。
サビでのお客さん大合唱、そしてアウトロでサイモン・フィリップスのドラムソロが炸裂の「Stop Loving You」、
間奏のキメキメアレンジがまたプログレチックでかっこいい「Home of the Brave」と続く。
これで本編は終了。
アンコールにメンバーがステージに再登場すると、バスドラの四つ打ちからスネア一発!
ピアノの3連のイントロからはじまったのは「Hold the Line」。この曲やらなきゃ終われないでしょ・・・。
もちろんサビでは「ホールザラインッ!ラブイズンオールウェイズオンタイムッ!」のお客さん大合唱!
途中、サポートコーラスのアドリブなんかもはさみ、盛り上がり終了。
これでアンコールも終了。約2時間のステージでした。
ということで、結構ロックな感じで盛り上がったライブでした。
TOTOのもうひとつの顔でもある、バラードコーナーもなかったし。
セットリストの方はジョセフ在籍時のアルバムからの曲がメインに。
アルバム「The Seventh One」が好きなわたくしはちょっとうれしい・・・。
で、やっぱり目玉は「Human Nature」だったかな。
まさか今回聞けるとは思ってなかったので。
それと「Child's Anthem」もライブで聞けてよかった・・・。
その前のオープニングのSEもプログレチックな感じでかっこよかったし。
メンバーの様子はというと、意外と元気だったのがデヴィッド・ペイチ。
一時期はライブのメンバーから外れてた時期もあったし、
前回の来日の時に見た時はそれほど目一杯参加してるという感じじゃなかったけど、
今回ソロも結構あったりして大活躍でした。
もう一方の鍵盤のスティーヴ・ポーカロもらしいプレイを披露。
昔のようなアナログシンセな音ではさすがになくなってたけど、
スティーヴ・ポーカロらしい、きらびやかで派手なシンセらしい音を聞かせてくれたかな。
そしてやっぱりルークがすごい・・・。
切れ味バツグンのスリリングなギターを随所で聞かせてくれて大満足。
まさに、縦横無尽・自由自在にギターという楽器を鳴らしきってるという感じで、衰えるなんてまだまだ・・・。
みんなが思うTOTO的な音とはちょっとかけ離れちゃってはいるけど。
ギターの音量が大きめだったから、印象に残ったのかも。
その音のほうは結構大きめ。
前回の来日で見たときはもうちょっと小さかった気がするけど・・・。
そのせいか今回はボーカルのジョセフ・ウィリアムズがあんまり印象に残らなかったかも。
前回ちょろっと出た時はこれはスゴイ!って思ってかなりのインパクトだったんだけどなぁ。
もうちょっとだけ全体の音が小さければもっとバランスよく聞こえたかも。
ということで、本当にこれで見納めになるんだろうなぁ。
何年後かにまた巷の80年代のバンドと同様に、懐メロツアーで来てくれないかなぁ。
ルークとサイモンはまだバリバリやれそうだし。
でも、その二人だけのTOTOってのもなぁ・・・。
=セットリスト=
1.Child's Anthem
2.Till The End
3.Afraid of Love ~ Lovers in the Night
4.Somewhere Tonight
5.Pamela
6.Lea
7.Gift of Faith
8.キーボードソロ
9.Africa
10.Human Nature
11.Rosanna
12.Georgy Porgy
13.Stop Loving You
14.Home of the Brave
~アンコール~
15.Hold the Line
来日メンバー:
スティーヴ・ルカサー(g, vo)、デヴィッド・ペイチ(key, vo)、サイモン・フィリップス(ds)、
スティーヴ・ポーカロ(key, vo)、ジョセフ・ウィリアムズ(vo)、ネイザン・イースト(b)
