MR.BIGのライブに行ってきたよ 【2011/4/25 日本武道館】
MR.BIG JAPAN TOUR 2011
2011年4月25日 日本武道館 2階南スタンドN列39番
MR.BIGのライブに行ってきたよ。
チケットは一般販売で入手。
今回のツアーは14年ぶりに出たニューアルバム「what if」を引っさげてのツアー。
そう、2009年に再結成を果たして日本でもライブをやった彼ら、
なんと2010年には14年ぶりのニューアルバムを発表し、今年日本での全国ツアーを開催。
前回の再結成ライブは、これで彼らのライブも見納めかなぁなんて思いで見に行ったけど、
まさかアルバム発売and再来日なんてことになるなんて、ちょっと思ってなかった。
ということで、往年のHR/HMファンにはちょっとうれしいサプライズ。
と思ってたら今回の震災・・・。
来日アーティストは続々とライブの中止を発表。そんな中、彼らは律儀にも来日。
仙台公演こそ中止になったものの、盛岡公演も会場を変更しての決行。
なんでも、震災後初の東北地方でライブをやった来日アーティストだそうで・・・。
急遽、チャリティーソングを作ってライブ会場で販売なんてことも。
ということで、ビジネス的な都合はもちろんあったんだろうけど、
ライブという形で日本への思いを表現してくれたMR.BIGでした。
そして今回のライブはそのツアーの最終日。
ツアーの集大成を見せてくれるだろうということで楽しみ・・・。
会場へは開演予定時刻ギリギリに到着し、さっそく入場し席へ。
今回の席は2階南の真ん中あたりの列。まあまあの席といったところか。
開演予定時刻を5分ほど過ぎた頃照明が落ちSEが流れ出す。
客席からは早くも手拍子と歓声が。
いい雰囲気に会場が盛り上がったところでSEが止むと、
ドラムのハイハットのカウントからライブがスタート!
と同時に会場の上からステージ上を覆っていた幕が落ちメンバーが登場!
1曲目はニューアルバムのオープニング曲でもある「Undertow」でスタート。
そしてニューアルバムから「American Besuty」、
おなじみ「Daddy, Brother, Lover, Little Boy」と、
お得意の疾走ナンバーを連発し一気に会場を盛り上げる。
といった感じで始まったライブ、
以降はニューアルバム「what if」からの曲を中心に進行。
「what if」からは、ほとんどの曲やったかな?
もちろん、懐かしい曲もたくさん。
そこらのHR/HMバンドじゃ絶対にできないであろう曲「Green-Tinted Sixties Mind」、
おなじみの疾走ソング「Addicted To That Rush」「Colorado Bulldog」「Shy Boy」、
そしてやっぱりこの曲、全米NO.1ソング「To Be With You 」と、
代表曲を次々と披露。
そんな中、個人的におお!って思った曲が「Merciless」と「Anything For You」。
「Merciless」はメタルなロックだけどなぜかファンキーなノリがおもしろい曲。
そして「Anything For You」はコード感とメロディーが美しい、
ロックバンドの王道バラードといった感じのロックバラード。
この2曲はぜひライブ聞きたかった曲だったので、今回聞けて満足・・・。
ちなみに「Anything For You」はアコースティックverでの披露でした。
そう、今回も前回のライブと同様にアコースティックコーナーがアリ。
これも前回のライブと同様に、会場にはステージ中央から客席方面に伸びる花道があって、
その先端の小ステージでアコースティックverな曲を何曲か披露。
ビリーはいつものエレクトリックベースだけど、他のメンバーはみんなアコギを持ってステージに。
パットは前回と同様にギターは叩くだけで、あとはタンバリンを手に。
そしてCS&Nのカバー曲を含めた5曲ほどを披露。
しかしこういうアコースティックな曲になると、コーラスが映える・・・。
メンバーみんな歌えるので、素晴らしい3声コーラス!
このアコースティックコーナーでは、
震災チャリティーソングの「The World Is On The Way」も披露。
演奏中にはスクリーンに歌詞の日本語訳と被災地の様子が次々と・・・。
ちょっとこれはグッと来る瞬間だったかな。
曲が終わると客席からは盛大な拍手がメンバーに送られる。
これが、なかなかやりやまない・・・。
チャリティーを決断したメンバーに拍手で感謝の気持ちを表した、
会場のお客さんでした。
そしてMR.BIGのライブのお楽しみといえば、楽器陣のソロコーナー。
今回はドラムのパットのソロこそなかったものの、
ギターのポールとベースのビリーはバッチリとテクニックを披露。
ポールはお得意のワイドストレッチでのフルピッキングを連発。
ちょっとクラシカルなフレーズもいつもの通りかな。
しかしポール、指が長い・・・。スクリーンに手元のアップが映ってたけど。
そしてビリーシーン。これはやっぱりすごい・・・。
3フィンガーから繰り出される、地鳴りのような怒涛のランフレーズが圧巻!
他にもお得意のハーモニクスやライトハンドやコード弾き、そしてネックベンド!
もう、ベースという楽器で可能であろう、
ありとあらゆる芸当を繰り出したというようなソロでした。
でも、スラップだけはなぜかやらないんだけどね・・・。
そして、ビリーのソロコーナーからなだれ込むように始まる「Addicted To That Rush」。
これがやっぱりかっこいい・・・。
その「Addicted To That Rush」も含めた数曲では、
お得意のベースとギターの高速ユニゾンフレーズで観客を沸かせた竿隊二人。
今回も楽器オタクをバッチリ楽しませてくれた二人でした。
ソロコーナーの早弾きじゃなくて、実際はこっちのユニゾンの方が難しいかも。
アンコールにはお得意の楽器をチェンジしての1曲も。
パットがベース、ビリーがギター、エリックがドラム、そしてポールがボーカルで、
ローリングストーンズの「Brown Sugar」をカバー。
客席は「ブランシュガー!」の大合唱と、曲終わりの「フゥー!」の掛け声で盛り上がる。
途中、パットがギター、ポールがベースにチェンジ、そしてビリーのSAXソロなん場面もアリ。
そんなビリーといえば、SAXの他に「Price You Gotta Pay」ではブルースハープも披露。
とはいっても間奏にソロ的にちょろっと吹いただけだけど・・・。
おもしろいのは、そのビリーのブルースハープの最中、
ベースを弾いてるのがなんとボーカルのエリック。
間奏になるとビリーはベースを肩から下げただけの状態で両手でハープを吹き、
その間、エリックがビリーの体の後ろにピッタリ密着して後ろか前へ手を回し、
左手でフレットを抑えつつ、右手でフィンガリングなんてことに・・・。
という感じで、今回も盛りだくさんな内容できっちり楽しませてくれたライブでした。
なにより、ボーカルのエリックの声が今回は調子よかった・・・。
前回のライブはちょっとつらいかなぁと思うような場面がけっこうあったけど、
今回は一部メロディーを崩して歌ったりキーを下げてるような箇所はあったものの、
あのソウルフルでハスキーな素晴らしい歌声を満喫できたかな。
シャウトもバッチリ決まってたし。
さて、この後の彼らはどうするんだろう。
たぶん、アジアとかでツアーがあったりするんだろうけど。
その後は、さすがにこれで打ち止めなのかなぁ。
ライブだけで言えば他の80年代や90年代のロックバンドのように、
懐メロツアーなんてのもできるわけだけど・・・。
=セットリスト=
1.Undertow
2.American Beauty
3.Daddy, Brother, Lover, Little Boy
4.Green-Tinted Sixties Mind
5.Take Cover
6.I Get The Feeling
7.Stranger In My Life
8.Once Upon A Time
9.Road To Ruin
10.I Won't Get In My Way
11.Just Take My Heart
12.Merciless ~ ポール・ギルバート ソロ
13.Still Ain't Enough For Me
14.Where Do I Fit In? (アコースティックver)
15.The World Is On The Way (アコースティックver)
16.Voodoo Kiss (アコースティックver)
17.Anything For You (アコースティックver)
18.Carry On (CS&Nのカバー) (アコースティックver)
19.Around The World
20.As Far As I Can See
21.ビリー・シーン ソロ ~ Addicted To That Rush
~アンコール~
22.To Be With You
23.Price You Gotta Pay
24.Colorado Bulldog
~アンコール~
25.Brown Sugar (ローリングストーンズのカバー)
26.Shy Boy
↓聞いてビックリ!オープニングのベースとギターのいきなりの高速ユニゾンで度肝を抜かれるデビューアルバム。
個人的には彼らのアルバムの中で一番好きなアルバム。まだかなりメタルっぽいサウンド。
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