フォープレイのライブに行ってきたよ 【2009/4/15 ブルーノート東京】 | いつも一人ぼっち・・・ライブ日記

フォープレイのライブに行ってきたよ 【2009/4/15 ブルーノート東京】

Fourplay
(key:Bob James、Gt:Larry Carlton、Ba:Nathan East、Ds:Harvey Mason)

2009年4月15日 Blue Note TOKYO (1st show)


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フォープレイのライブに行ってきたよ。


フォープレイといえば、泣く子も黙るスーパーミュージシャンの集まったバンド。
メンバーはJAZZ/FUSIONシーン、そして米国のスタジオミュージシャンの中でも、
一目置かれる存在の人達。


ということでやってる音楽は超絶技巧を駆使した、
テクニカルなフレーズ満載の小難しい音楽と思いきや、
これがかなりキャッチーでわかりやすい万人受けするような音楽をやってるんです。


ジャンルはJAZZ/FUSIONってカテゴリになるから、
普通の歌物とは雰囲気は違うけど、それでもかなりポップな感じ。
まさに「スムースジャズ」って音がピッタリな音。


米国ではこの「スムースジャズ」ってジャンルがかなり市民権を得てるらしい。
この「スムースジャズ」って言葉はファンの人以外には聞き慣れない言葉だろうけど、
一言で言えば、ロマンチックでエロい雰囲気の音楽のジャンルのことです。
まあ、実際の音を聞いてもらえれば一発でそのエロい雰囲気はわかるんだけど・・・。


今回のライブはそのエロバンド、フォープレイの日本ツアーの東京公演初日。
ということで、関東のJAZZ/FUSIONファンにとっては注目のライブです。


会場には開演予定時刻の10分ほど前に到着。
受付を済ませ係員に案内されて会場に入ると客席はすでに満席の模様。
今回予約してた席は自由席なので空いている好きなところに座れるんだけど、
ほぼ埋まっているの感じなので、唯一空いている右手後方の端に着席。


そして、ここブルーノート東京は何か食べ物か飲み物を注文しなきゃいけないので、
もっともお値段の安いグループに入るであろうソフトドリンクの中から、
フレッシュオレンジジュースを注文。税抜き950エンです・・・。
何も食べるつもりはなかったんだけど、
前の席の人が食べてたフライド・ポティトゥがいい匂いでちょっと心がぐらつく・・・。


そして、開演予定時刻から5分ほど過ぎたころ照明が落ち、
客席後方から観客の拍手に迎えられてメンバーの登場。


観客が固唾を呑んで演奏が始まるのを見守ってる中、
ボブ・ジェームスのクラシカルな雰囲気のピアノが流れ出し、
そのままロマンチックな曲「GALAXIA」のイントロへ。
そして、ライブがスタート。


この曲、曲名の通り壮大でロマンチックな雰囲気の曲。
いかにもフォープレイというより、ボブ・ジェームスといった感じの曲。
ボブ・ジェームスのリリカルなピアノのフレーズとエレピの音色が印象的。
間奏ではさっそく、このバンドの特徴でもあるネイザン・イーストお得意のスキャットが炸裂。
ベースと歌で同じフレーズをユニゾンするアレです。


ボブ・ジェームスは実際に弾いてる鍵盤はピアノだけなのに、色々な音色が聞こえる。
MIDIピアノなんだろうけど、音色が曲中に切り替わったり、ピアノとシンセのミックス具合が変わったり。
あれはどこでコントロールしてるんだろ。
たぶん、足元なんだろうけど座ってる席からは全く見えない・・・。
この後の曲でもピアノの他に、エレピ、クラビネット、ハモンドオルガン、ブラスと、
いろいろな音色が聞けました。


そして「GALAXIA」が終わるとそのまま続けて、
ドラムのロールから最新アルバムからの曲「ULTRALIGHT」へ。

メロウなギターの音色とシンセのテーマのユニゾンフレーズが印象的なアップテンポな曲。
途中では、ボブ・ジェームスのジャジーなピアノソロをフューチャー。


次はネイザン・イーストのベースソロから、そのままお得意のスキャット。
そして、あの印象的なベースのフレーズから「CHANT」へ。

観客はイントロでなんの曲か察したのか拍手が沸き起こる。
もちろん、今日のライブ来てる人はみんな「待ってました!」と言った曲でしょ。


ああ、この曲やってくれるのね・・・。
この曲が入ってるアルバム「BETWEEN THE SHEETS」はホントよく聞いたアルバム。
ロマンティックでメロウな雰囲気満載で、まさにスムースジャズの王道といった感じのアルバム。
ポップな音なので、歌物しか聞かない人でも聞きやすいと思うので、
機会があったらぜひ聞いてみてください。


曲の方はロマンティックな雰囲気のミドルテンポのナンバー。
繰り返されるテーマのマイナーなコード感がなんともいい感じ・・・。

ソロ回しではオリジナルにはない、ラリー・カールトンのソロも。
とはいっても、カールトンにしては控えめなソロかな。


そして、最後はネイザン・イーストの口笛とボブ・ジェームスのユニークな掛け合いから、
ハーヴィー・メイソンのドラムソロで盛り上がって終了。

ドラムはアルバム音源だとだいぶソフトな感じな音処理になってるけど、

ライブで聞くとやっぱり迫力あります・・・。
意外とパワフルなのね、ハーヴィー・メイソンのドラム。


Fourplay「Chant」
http://www.youtube.com/watch?v=kdOBqV50tUQ


MCでメンバー紹介をはさんだ後、最新アルバムからハーヴィー・メイソンの曲だという、
メジャーな感じの、さわやかな風の吹く夏の草原といった感じの「ARGENTINA」へ。
続けて、ちょっと前のアルバム「yes,please」からのからの曲「BLUES FORCE」へ。


「BLUES FORCE」は去年の「東京JAZZ2008」のライブでもやってた曲だし、
同じく去年出たライブDVDにも収録されてるから、最近お気に入りの曲なのかな。


この曲はその曲名の通り、ラリー・カールトンのブルージーなギターをフューチャーした曲。
ミドルテンポのブルースっぽい構成の曲で、ライブでは盛り上がります。


そして、ラリー・カールトンのファンにはたまらない曲。
というか、唯一ともいえる見せ場か・・・。

他の曲ではフォープレイというバンドの音を考えてか控えめなプレイのカールトンも、

この曲では炸裂します!


ボブ・ジェームスの静かなピアノソロに続いて始まる、カールトンのソロ。
はじめはジャジーなフレーズ・クリーンな音色で静かにスタート。
そして、ちょっと歪んだ音色に切り替わったところか盛り上がっていきます!
ES-335のフロントピックアップの甘い音色で奏でられる、ブルージーなフレーズが観客を煽る・・・。
だけど、もうちょっと聞きたいって所であっさりカールトンのソロパートも終了。
ちょっとソロが短くないかい・・・。


しかし、やっぱりこの人のギターは絶妙トーン。ホント色気のある音を出します。
ステージ上の機材はよく見えなかったんだけど、今もやっぱりダンブルのアンプなのかな。
そして、足元のボリュームペダルで歪み・音量をコントロールしてるはず。


この曲、去年見た「東京JAZZ2008」では、
曲中のブレイク部分でメンバー全員が演奏をピタッと止めて、
まるで彫像のように固まって動かないなんておちゃめなパフォーマンスをしてたけど、
今回はそれはありませんでした・・・。


ひとしきり盛り上がったところで、
次は最新アルバムからという紹介からミドルテンポの元気のいい曲「FORTUNE TELLER」、
そしてデビューアルバムの1曲目でこのバンドの名刺代わりともいえる1曲「BALI RUN」へ。


「BALI RUN」は初めはボブ・ジェームスのピアノソロからはじまり、
あまりにも有名なあのイントロへ・・・。
ファンは待ってました!とばかりに拍手で答えます。


最近のフォープレイの曲はボブ・ジェームス印といえる曲がほとんどだけど、
この曲はすでに脱退してるオリジナルメンバーのリー・リトナー印の曲といった感じ。
ロマンチックでメロウな雰囲気がなんともたまらない・・・。


途中、ラリー・カールトンのソロもあり。
さっきのブルージーなソロとは違ってリトナーを意識したのかテクニカル感じなソロ。

そして、曲の最後にもカールトンのソロをフューチャー。
チョーキングで切り込んでくるように始まるカールトンのギター・・・。素晴らしい。


この最後のギターソロの部分はソロの尺が決まってなくて、
ボブ・ジェームスの合図で曲の終わりが決まるようで、
カールトンが小節の区切りごとに何度も「これで終わりか?」とボブ・ジェームスの方を見るも、
「まだまだ!もっと盛り上げんかい!」とばかりに首を横に振るボブ・ジェームス。
しかし、イマイチ盛り上がらないカールトンのギター・・・。
なんだかなぁ・・・。


Fourplay「Bali Run」
http://www.youtube.com/watch?v=S6nUA9dVwrA


これで本編は終了。メンバーは客席後方へ退場。
当然、客席からはアンコールを求める拍手が。
そして、ほどなくするとメンバーが再登場。


アンコール最初はステージ向かって左手から右手のメンバー、
ボブ・ジェームス→ネイザン・イースト→カールトン→メイソンへといった流れで、
ワンフレーズづつの掛け合い。そして「WESTCHESTER LADY」へ。


曲中でもこのこの曲の最初と同じように、
ステージ向かって左手のボブ・ジェームスからメイソンへといった流れで演奏の掛け合い。
ボブ・ジェームス弾いたフレーズをなぞるように順番に各メンバーが弾いて行きます。


唯一、メロディーを弾けないドラムのメイソンが、

ボブ・ジェームスの弾いたフレーズに近い感じで叩けると、

観客からは歓声があがる。


そして最後は、その掛け合いのフレーズの各人の長さがだんだん短くなっていって、
ステージ左から右の演奏者へと流れていくという感じに・・・。

言葉にすると難しいけど、ジャパニーズフュージョンファンなら知ってるであろう、
カシオペアが「ドミノライン」のライブバージョンでやってるアレのような感じです。
そして当然、客席から大喝采!


最後はリズムがテンポアップして大団円で曲も終了。
これでアンコールも終わりで、約1時間でライブも終了。


去年、「東京JAZZ2008」で見たライブが素晴らしかったので、
今回のライブも期待してたんだけど、その時に比べるとイマイチだったかなぁ・・・。


各人のソロ回しで魅せる場面もあまりなかったし、
フォープレイのアルバムの曲達を無難にこなしましたといった感じのライブでした。
もうちょっと、ソロ回しで盛り上げるような場面が見たかったかも。


特に、ラリーカールトンをもうちょっとフューチャーして欲しいかな。
こういう形態のバンドだし、ボブ・ジェームスはどっちかっていうと、
熱く盛り上げるようなフレーズを弾くタイプではないと思うんで、
ライブではカールトンに熱く盛り上げてもらいたいかなぁと・・・。
そうすればもっと印象的なライブになるのに。
カールトンファンだからそう思うのかもしれないけど。


とはいえ、スーパーなミュージシャンが集まってるグループなので、
演奏の方は当然素晴らしいものでした。
約1時間の公演時間がちょっと短くて物足りなかったけど、
ブルーノート公演は2ステージ構成になってるので、それも仕方ないかなと・・・。


 =セットリスト=

  1.GALAXIA
  2.ULTRALIGHT
  3.CHANT
  4.ARGENTINA
  5.BLUES FORCE
  6.FORTUNE TELLER
  7.BALI RUN
  ~アンコール~
  8.WESTCHESTER LADY


↓メロディアスでエロい、素晴らしいアルバム。ぜひ、聞いてみてください。

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