靴底事件 | あるキリスト者のつぶやき…

靴底事件

今朝の通勤路でのことだが、駅から事務所に向かって歩いていたら……靴底が剥がれてしまった。踵から半分くらいのところまでべローンとなってしまったのである。歩いていたらカポカポと音がするので、何事ぞと思って見てみたら、踵の部分が分離しちゃっているじゃないか!

あぁ~またよりによって午後からお客さんのところで打合わせがあると言うのに。

さすがに踵のはずれている靴を履いて行くのもみっともない。何より靴を履いている本人、つまり私の気になってしようがない。

さてさて、幸いにも南町田には小さいながらも……閉店時間が早いながらもアウトレットモールがある。靴を修理に出すべきか、はたまたアウトレットで適当に見繕って一足買うべきかと考えたのだが、やはり午後一で出掛けなければならないことを考慮すると新品を買った方が時間の節約にもなるし、またもや靴底がはずれたらどうしようかと心配する必要もないであろう。予定外の出費になってしまうのは少々財布に痛い。

せめて出費を少しでも抑えよう、できる限り安いのを買おう、と思っていたのだが、いかんせん今日は私服じゃなくてスーツを着ているではないか、さすがにどんな靴でもOKと言うわけにはいくまい。となると革靴になる。こうなると対象が限られてくる。つまり値段が高くなってしまうのは避けられない。値段がさほど変わらないのであれば……適当なのじゃなくて、普段から使えるものを買おうではないかという結論に達したのである。考えてもみれば、靴なんて毎日はくものである。手入れをしたとしても数年も経てば買い替えなければいけなくなるのは明らかである。ちょっとばかり値段が張っても、いつかは買わなければならないのだから……そう考えると値段に関しては諦めがつく。少なくとも安物買いの銭失いにはならない。

その一方、こわれた靴はどうすべきか。10年以上も前に買ったものだが、大事にし過ぎてあまり履かなかったのがいけなかったのだろう。とは言っても、靴底が取れてしまっただけで、表の革の部分はまだきれいである。良い靴なので、さすがに捨てるのにはしのびない。ちゃんとした所で修理してもらおうか。

いずれにせよ、当分靴を買う必要はなさそうである。