クジラ
先日、初めてクジラの刺身というものを食ってみた。
クジラと言うと、小学校の給食でクジラの竜田揚げを食べて、消しゴムのように固くて非常に食べづらかったという記憶しかない。そんなわけで、クジラというのは固くてマズイものという先入観を持つようになっていた。とは言っても、それは私が小学生の頃の話だ。考えても見れば、クジラを最後に食べてから少なくとも30年は経ったような気がする。
30年の間には、いろいろな肉を食べたものだ。変わったところでは、アザラシの肉の缶詰とか、オーストラリアではワニのフライを食べたこともあるし、アメリカにいた頃にはチャイナタウンのスーパーで買ったカエルを料理して食べようとしたこともある。アザラシは臭みがあって、あまりうまいものではなかった。ワニは小学校の頃食べたクジラを思い出させるような食感で気に入らなかった。調理方法も知らずにとりあえず焼いてみたカエルは、はっきり言って生臭くて口にすることさえできなかった。んー、まぁ、そう考えてみると、カエルは食べたということにはならないな。食べようと試みた、という方が正解であろう。食べてみたいと思って、まだ食べたことのない肉には、兎の肉っていうのもあるが、聞くところによると、鶏肉に似ているらしい。だから兎って、一羽とか二羽って、鳥みたいに数えるのだろうか?アメリカのスーパーでは普通に肉売り場に兎の肉が売っているんだけれども、日本ではまだ見たことがない。探せばどこかで手に入るのだろうか。
さて、クジラから話題が逸れてしまったが、せっかくなのでクジラの刺身に挑戦したのである。ショウガ醤油につけて食べると……あっさりしてウマイじゃないか。クジラが海の中で生活していることを考えると、魚のように生臭いのではないかと想像していたのだが、良い意味で期待を裏切られてしまった。
そして今夜、あまったクジラ肉で竜田揚げを妻に作ってもらったわけだが、これもまたウマイ!肉が軟らかいのだ!昔の固いクジラ肉とは全然違う。むしろ、筋のない赤身の牛肉を食べている感じである。いや、牛肉よりも柔らかい!これはなかなか良いじゃないですか。クジラ肉が好きになっちゃいましたね。
オーストラリアの人たちは固いワニ肉ばっか食って、こんなにウマイクジラ肉を食わないとか……損をしてるんじゃありませんかね。もっとも、彼らの立場にしてみれば、ワニ肉だって調理法と肉の種類によっては柔らかくてウマイのかもしれないですね。
クジラと言うと、小学校の給食でクジラの竜田揚げを食べて、消しゴムのように固くて非常に食べづらかったという記憶しかない。そんなわけで、クジラというのは固くてマズイものという先入観を持つようになっていた。とは言っても、それは私が小学生の頃の話だ。考えても見れば、クジラを最後に食べてから少なくとも30年は経ったような気がする。
30年の間には、いろいろな肉を食べたものだ。変わったところでは、アザラシの肉の缶詰とか、オーストラリアではワニのフライを食べたこともあるし、アメリカにいた頃にはチャイナタウンのスーパーで買ったカエルを料理して食べようとしたこともある。アザラシは臭みがあって、あまりうまいものではなかった。ワニは小学校の頃食べたクジラを思い出させるような食感で気に入らなかった。調理方法も知らずにとりあえず焼いてみたカエルは、はっきり言って生臭くて口にすることさえできなかった。んー、まぁ、そう考えてみると、カエルは食べたということにはならないな。食べようと試みた、という方が正解であろう。食べてみたいと思って、まだ食べたことのない肉には、兎の肉っていうのもあるが、聞くところによると、鶏肉に似ているらしい。だから兎って、一羽とか二羽って、鳥みたいに数えるのだろうか?アメリカのスーパーでは普通に肉売り場に兎の肉が売っているんだけれども、日本ではまだ見たことがない。探せばどこかで手に入るのだろうか。
さて、クジラから話題が逸れてしまったが、せっかくなのでクジラの刺身に挑戦したのである。ショウガ醤油につけて食べると……あっさりしてウマイじゃないか。クジラが海の中で生活していることを考えると、魚のように生臭いのではないかと想像していたのだが、良い意味で期待を裏切られてしまった。
そして今夜、あまったクジラ肉で竜田揚げを妻に作ってもらったわけだが、これもまたウマイ!肉が軟らかいのだ!昔の固いクジラ肉とは全然違う。むしろ、筋のない赤身の牛肉を食べている感じである。いや、牛肉よりも柔らかい!これはなかなか良いじゃないですか。クジラ肉が好きになっちゃいましたね。
オーストラリアの人たちは固いワニ肉ばっか食って、こんなにウマイクジラ肉を食わないとか……損をしてるんじゃありませんかね。もっとも、彼らの立場にしてみれば、ワニ肉だって調理法と肉の種類によっては柔らかくてウマイのかもしれないですね。