あーるえむはいふんあーるえふ | あるキリスト者のつぶやき…

あーるえむはいふんあーるえふ

何の呪文かと思いきや、rm -rf のことである。

SEなら誰もが知っているコマンドである。いや、SEでなくともUnixをかじったことがあれば、その効き目は知っているだろ。不要になったファイルやディレクトリを消し去る最短コースである。使い方さえ間違えなければ、便利なものである。消したら消した分だけディスクが空くし。Windowsのようにゴミ箱に屑が溜まることもない。

が、失敗すると、これほど痛い目に遭うコマンドもないのでは……間違った使い方をすると、技術屋でもない一般人でもわかる様な言い方をすれば、捨てちゃいけない大事な書類をシュレッダーにかけてしまう様なものである。要するに、復元することができないのだ。家電が壊れたのであれば修理すればよい。しかし、細かく粉砕された書類やrmされたファイルは元に戻せない。この違いは大きい。復元できないのであれば、同じ物が必要になったり、欲しくなったりしたら最初から作り直さなけれならない。これは手間が掛かるし、何かと制約があるだろう。

まかり間違って保険証をシュレッダーに入れてしまっては、再発行の手続きを踏まねばならないし、月が変わろうものなら掛かりつけの医者にも行けない。

つまりrmでファイルやディレクトリを消すことのリスクはそれくらい高いのである。だから取り扱いに注意せねばならぬ。不覚ながらもこの仕事を10年以上も続けている私ではあるが、今でも注意を怠らない……

と言いたいのだが、事故はふとした弾みで起こるのだ。

rm -rf /var/tmp/tool/data

とやるべきところを

rm -rf /var/tmp/tool

とやってしもうた……SEならどうなったか分かるよね。苦労して作ったプログラムたちがきれいさっぱり消えてしまったのよ。まぁ、すぐに必要なものではないから作り直す時間の余裕があるのは不幸中の幸いだけどね。余計な仕事を増やしちゃったよ、とほほ……。

が、ものは考えようだ。これを機会にもっと使い易いツールにして復活させようっと。何事も前向きに!