鯖ミルク | あるキリスト者のつぶやき…

鯖ミルク

相当昔だが「鯖ミルク」という言葉を見たことがある。新聞に載っていた冷蔵庫の宣伝だったと思う。鯖のように匂いの強いものと、牛乳のように匂いを吸収しやすいものを冷蔵庫に一緒にいれておくと、鯖の匂いが牛乳に移ってしまうから、「鯖ミルク」っていうことらしい。んで、食べ物の匂いが他のものに移りにくいというのが、その冷蔵庫の売りだったようだ。「鯖ミルク」以外にもあったと思うけど、さすがに忘れてしまった。

ところで私は鯖が好きである。鯖の干物とか鯖の味醂干とか鯖の竜田揚げとか、色々あるけれども、やはり脂がのっているのがうまいと思う。鯖ならそれこそ、皮まで食べてしまう。さすがに骨は硬くて食べられないが…。確か青魚の脂肪分は善玉コレステロールだとか聞いたことがあるような気がする。脂っぽくても、さほど体に悪そうな気がしないから、太るだのと余計な心配をしないで済むのが良い。味よし、健康にもよし、やっぱ鯖はすばらしい。しかもそんなに高くもないから、財布にもよし。

ところが、鯖ミルクという表現もあるように、鯖は匂いが結構強い。人にはわからないかもしれないが、食べた後に口の中に鯖の匂いが残ってしまうのである。これが歯を磨いてもしばらくとれない。人には分からないんだったら、それほど気にしなくてもいいのかもしれないが、なんせ自分自身で分かってしまうのが、ちょっときつい。

さてさて、そんな鯖が今日は弁当箱に入っていたのである。まぁ、鯖は冷えてもうまい。うまいのは結構なんだが、匂いが強い。弁当箱のご飯と鯖と隣接していた、豚肉のし生姜焼きとホウレン草のソテーが鯖フレーバーになっちゃっていたよ。まぁ、胃袋に入ってしまえば一緒なんだろうが。

そういや聖書には「私たちは、救われる人々の中でも、滅びる人々の中でも、神の前にかぐわしいキリストのかおりなのです」って書いてあるよな。鯖の匂いが芳しいかどうかは人それぞれだろうけれども、鯖のように強い香りを放つのがキリスト者の存在意義なのだろうか。もちろん鯖の香りじゃなくて、キリストのかおりを…。