バキュームカー、見つけた! | あるキリスト者のつぶやき…

バキュームカー、見つけた!

私が子供の頃はまだ下水道が整備されておらず、バキュームカーが作業をしていても別段珍しいものではなかった。近くにいると一種独特の臭いが鼻をつく。また灰色と群青色を混ぜ合わせたような、見るからに魅力を感じさせない色で車体は塗装されていたように記憶している。要するに見掛けたら、近寄らずに避けて通りたい存在だった。

今となっては、過去の異物、じゃなくて遺物になったかと思いきや、先日その姿を見掛けてしまった。しかも走行中ではなく、ちゃんと作業をしていたのだ。おまけに2日続けてである。どうやら、私の勤め先の近所は下水道が整備されていないところもあるようだ。

具合よく距離があったので匂うことはなかったが、この蒸し暑い時期に間近にいようものなら、どうなることやら考えたくもない。

さて私が見掛けたバキュームカー、私の幼い頃の記憶からは著しく違うところかあった。

何かというと、その色である。なんと私が目にしたのは…ピンク。しかもどぎつい濃いピンクである。趣味の悪さ何ものにも劣らずってところだ。

臭いものには蓋をしろ、というけれど、いくら蓋を華やかに(実際は全然華やかになってないけど)したところで、所詮中身は汚いものなのだ。だったら、いっそのこと汚いことをアピールするような色にすればよいものを。下手に飾るとむしろ中身の汚さが目立ってしまうのではなかろうか。

所詮、見かけは本質を隠すための偽りなのだ。