焦ったところで、得るものなし | あるキリスト者のつぶやき…

焦ったところで、得るものなし

勤め先に行く途中に国道を横切る横断歩道がある。近くに東名のインターもあって交通量は結構多い。さてここの信号であるが、押しボタン式である。とは言っても、夜間に限ってのことである。都会でもなければ、街とも呼べないような場所なので、夜は人通りが絶えてしまうのだろう。終電が終わったら、それこそ国道を横切る理由が見当たらない。

だもんで、いるかいないか分からない歩行者のためにクルマの流れを止めないように、夜間だけ押しボタンなのだろう。

夜間限定だから、空に日があるうちは当然ボタンを押そうが押すまいが、しばらく待ってれば信号は青になる。仮に押したところで赤になったばかりの信号がすぐに青になるわけでもなかろう。いちいち歩行者の都合でクルマの流れを止めたらすぐに渋滞になってしまう。ただでさえ混みやすい道路なのだから。

なーんてことは考えてみれば、すぐに分かりそうなものであるが、朝っぱらから必死になってボタンを押しているおっさんを見かけた。そんなに焦ってどうすんだか。しかも、ボタンに夢中になって信号が変わったのにちょっと気付かなかったようだった。

物事は焦ったところでどうにもならないことがあるものだ。焦る余りに、一つところにばかり目がいってしまい、肝心要なものを見逃さないようにしたいものである。