幻のスイカサイダー | あるキリスト者のつぶやき…

幻のスイカサイダー

友桝飲料という会社をご存知だろうか。佐賀県の会社である。私もつい最近その存在を知ったのである。どこでどうやって知ったのかと言えば、私の勤め先の近所にある自販機で「スイカサイダー」なるものを売っているのを見かけて、試しに買おうとしたところ、それが売り切れで、代わりに「イチゴサイダー」を買ったのがきっかけであった。そのイチゴサイダーの製造元が友桝飲料である。

他には「パインサイダー」なるものも売っていた。

350ml入りで1本100円である。安いのではないだろうか。

さて、近所のスーパーやコンビニでは今まで見たこともない飲み物だったので、非常にありがたいものに思えてしまったのである。それにガラスのビンに入って、果物を模したパッケージは何と言うか、観光地で売られているような妙な懐かしい雰囲気というか、浮世離れをした感があって、一種のトキメキを覚えずにはいられない。

私はとてもスイカサイダーが気になっていたのだが、いつも売り切れていた。いや、売り切れというよりも、同僚に言わせれば「補充しないだけ」ということであったが、まぁ、人通りもないし、なにより寂れた感じの自販機だからそう思われても当然であろう。幾度か通ったが、スイカサイダーはいつも売り切れだった。いつしか私の中では「幻のスイカサイダー」という何やら100円以上の価値をもっているような、すごい高級品に思えてくるのだった。

そして、今日も息抜きがてら散歩をしつつ、問題の自販機を見に行ったのだが……なんとなんとなんとなんと!「売切」の表示がついていないじゃないですか。ちょっと期待に胸を膨らませつつ100円玉を投入して、スイカサイダーを選ぶと……じゃーん!出てきたじゃないですか。幻のスイカサイダーが!

もしかしたらこれが最後の1本かもしれないと、大事に大事に持って帰ったのでした。いや、あまりの嬉しさに顔がにやけていたと思う。スイカサイダーを大事そうに持って、ニヤニヤしている私を見て、守衛さんは何と思ったことだろうか。

では肝心の味はどうだったかというと…たぶん、もう買わないと思う。

あるキリスト者のつぶやき…-友桝飲料のサイダーたち
ボトルがコレクションになった。三つならぶと信号みたい。

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