まだまだ未熟な私 | あるキリスト者のつぶやき…

まだまだ未熟な私

論説委員について、お話をもうひとつ。今度は私が云々ではなくて、本職の方のこと。

先日、産経新聞の論説委員である石井英夫氏が書いたエッセイ集を読んだ。「日本人の忘れもの」というタイトルである。それだけでも一度聞いたら忘れないものである。平易な言葉だけど、印象に残る。

産経新聞といえば、朝日や読売と言った大手紙ではないかもしれないがれっきとした全国紙である。世論やどこかの国々に媚びたりすることがなくて、一番まっとうな新聞社ではないかと思う。もっとも我が家は産経新聞をとっているわけではないのから、自信を持ってそう言えるわけでもない。何となくそのような印象を受けているに過ぎない。同社が出している月刊誌「正論」を読むと、そんな気がするだけのことである。それもあってか心地よく読むことができ、あっという間に読み終えてしまった。

ところでその方は、ひとつのエッセイなり論説なりを書くのに費やす時間はだいたい2時間であると作中で書いていた。果たして2時間とは長いか、それとも短いのか?

これは私の経験からすると、短いものだと思う。私は四百字詰めの原稿用紙に4枚程度のエッセイを書くのに、倍の4時間くらい掛かってしまう。ふむ、原稿用紙1枚書くのに1時間というのは、確かに長いような気がする。我ながらもうちっと早く書けよ、と思ってしまう。

必ずしも時間を掛ければ良いものができるというわけではないのだ。時間を掛けるイコール丁寧かというと、そうでもない。

これも自分の経験から言えるのだが、時間を掛けてしまうとあれやこれやと雑多な考えが浮かんでくるのである。さらにその雑多なものは書いているものに取り込もうかとするから、余計に時間が掛かって、書き上がるものは何を言いたいのかイマイチ内容がはっきりしないものになってしまうのだ。

2時間で書くためにはどうすれば良いのか?それは書く前に、書くべきこと書きたいことを明白にしておくことらしい。書きながら考えてしまっては、私のようになってしまうだろう。伝えたいことがはっきりしたらひと思いに書くこともまた大事であるに違いない。

そのためにも日頃から語彙を蓄え、正しい意味、用法を習得しておくのが賢いことだ。まぁ、分かっちゃいるけどなかなか難しそうに思えてしまう。なんて言っているようでは、まだまだ私が未熟な証拠だろう。

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