成せばなる…
今、藤沢周平の「漆の実のみのる国」を読んでいる。
「成せばなる 成さねばならぬ なにごとも 成らぬは人の なさぬなりけり」
誰でも一度は聞いたことがあるであろう、有名な言葉である。困窮する米沢藩の立て直しに尽力した元藩主上杉治憲(鷹山)公が隠居した後に、跡を継いだ藩主上杉治広に伝えた言葉である。この言葉は後の藩主にも伝えられたという。そして、今の時代でも人々の耳にするところにあるのだ。
それだけに、実に良い言葉だ。戒めを感じると同時に、励ましも読み取れる。行動をおこなさなければ、人は何も成し遂げることができない。夢と希望を追い求めるなら、それを実現するために行動するべきだろう。何もしなければ、そこからは何も生まれない。何も生まれないのは、人がいけないのでもなく、状況がいけないのでもなく、何もしない自分がいるからだ。求めるものが分かっているのなら、行動に移そうではないか。
さて、続きを読みたいけど、会社に本を忘れてきてしまったよ。とほほ…。