長い夏休みも終わり、ついに第一回目の離婚調停が行われることになった。
しかし、わたしは複雑な気持ちだった。前日にS弁護士からⅮが来ないと聞かされていたからだ。
まあ通常1回目は調停を起こした側が日にちを決めるので、あちらが仕事などで来れない場合が多いらしい。
当日もやはり相手は来ることもなく、答弁書もない。ただ一言、離婚はしない。と言ってきたそうだ
わたしはとりあえずS弁護士と裁判所へ行き、調停の際に間に入ってくれる調停委員さんんと顔合わせをすることになった。
調停委員さんは特別、法律に詳しい人がなるわけではなく社会の各分野で知識の豊富な人や地域社会に密着して活動してきた方などから選ばれた人たちらしい。
つまり、当たりはずれもあると言うこと。Ⅾの主張を信じてこちらを信じないかもしれないと不安になったが、S弁護士が第三者が話を聞いて相手方に伝えてくれるんですよと説明してくれた。
まず一人目は60後半くらいの女性。きれいなスーツを着て上品そうな方だった。
二人目も60後半くらいの男性。この男性けっこう癖が強くて大変だった
とにかくこの二人と裁判官が間に入り調停をしていくようだった。
この日は次の日程を決めるのだが、調停委員と裁判官、S弁護士のスケジュールが合う日を決めるとなんと2か月後になった
けっこう普通らしいがこれは長丁場になるなと思い帰宅した。そういやシェルターにきてからわたしは結構色々な方と交流したので皆のエピローグもまた機会があったら少し紹介できたらと思います