子供たちが夏休みに入り、毎日がせわしなく過ぎていくが私に体に異変が起き始めたのもこの頃からだった。
夜に寝付けないことは多かったが、不安と過去のフラッシュバック、Ⅾへの共依存から帰らないと殺されるかも・・・と言う思いにかられ、どんどん食欲も落ちていった
寝れないと気力もなく、夏の暑さと子供たちの喧騒にいよいよヤバいと思った私は、心療内科を受診することにした。
場所は、以前Ⅾが勝手に予約してやぶ医者と吐き捨てたあの病院だ。一度受診しているし今後の調停や裁判になったときにカルテが役立つかもしれないと思ったからだ。
久しぶりの受診。ここはおじいちゃん先生なのだが私が以前来た時を覚えていたらしく、『あれからご主人はどうだった?』と尋ねられた。
『色々ありまして、別居して離婚調停を起こしています。その為かメンタルが・・・』
と症状を伝えると、とりあえずまずはゆっくり夜に寝ること。と安定剤と睡眠薬を処方してくれた。
薬を飲み始めると、夜に寝れることが増えたこともあり徐々に食欲も回復していった。
しかし先の見えない不安に押しつぶされそうになるのは変らなかった。
この感情を少しでもいい方向に導いてほしいと本当は頼るべきではないが、有名な占い師のところへ行くことにした。
果たしてわたしのこころは回復するだろうか・・・