離婚への意志 | シェルターの女たち~モラハラ、DV、からの脱却~

シェルターの女たち~モラハラ、DV、からの脱却~

モラハラ夫から逃げ、離婚調停と三兄弟の子育ての奮闘記を
綴っていきます。

シェルターに入居してすぐ、雑居ビルの中にある小さな弁護士事務所に職員と足を運ぶことになった私はかなり緊張していた。

人生の中で弁護士さんと関わることなんてめったにない。

 

着いてすぐ応接室に通された私たちの前にきれいな女性が現れた。

『弁護士のSです』そう、この弁護士さんがこれから私と一緒に戦ってくれる弁護士さんだったお願い

 

敏腕と聞いていたので、いかついおじさんを勝手に想像してしまったことに心の中で謝罪した笑い泣き

 

S弁護士と対面しながら、まず尋ねられたのが離婚の意志があるかだ。

そこがなくては話が進まないからである。アセアセ

 

わたしは『絶対に離婚したい。』と強く主張した。

S弁護士は、うなずくと次の話をしてきた。『調停の話もあるのだが、協議離婚もできる。ただし、シェルターに避難してきた方々の大多数のご主人様は話が通じないことが多い。調停、裁判になることを覚悟してほしい』と。

 

私の意志は固かった。そして、これまでの経緯やの今している行動などこと細かく話をした。

 

『ひどいですね・・・DVは証拠がないにしろ子供たちの証言があります。そして子供たちの前で夫婦が離婚話やケンカを見せることも面前DVです。さらにモラハラ、ハルさんへの執拗な執着・・・これは調停で戦うしかないかもしれません』

 

この時点で、子供たちへのDVは児童相談所が動いてくれていたえーんわたしはこの弁護士さんならきっとうまくいくと信じて『よろしくお願いします』とお願いすることになった。

 

そしてシェルターに帰り、しなくてはならないことがもうひとつあった。

パンドラの箱とでもいうのか。。。それはわたしの携帯の電源を入れることだ。

 

からどんな内容がきているのか。すぐにⅮをブロックできるように入念にイメトレして深呼吸をしながら携帯の電源をいれた。