警察へ電話をかけると担当のKさんが出てくれた。
『実は・・・』と重い口調で話し始めた。
Ⅾが毎日のように『妻と子供はどこにいるのか?』と警察署へ来るらしく、警察の方も連絡が来るまで待つようにと言ってはいるようだった。
特にKさんは習い事の保護者と言うこともあり直接電話してくようで
Kさん『僕は職業柄なれているので大丈夫だが、私の友人などに片っ端から電話かけているらしく苦情が来たりしているようです』と(後から友人に聞いたら子供たちの連絡網を見てわたしの仲のよかった子たちにかけていたらしい・・・なんて迷惑な)
そして外面の良さを発揮すべくⅮのとった行動は、わたしの友人たちに『妻が鬱で頭がおかしくなり男を作って子供と一緒に出て行った。俺は何もしていないのに・・・』
と涙ながらに話して回っているようだった
おいー-----!!!ふざけるんじゃねーよまるで悲劇のヒロイン気取りのⅮの行動に開いた口が塞がらない
普通に考えても私の友人たちにそれを言いふらすなんてありえない!
どうやらⅮはわたしを孤立させるつもりなのかもしれない。お前の言うことなんて誰も信じないぞとでも言いたいのだろう
Kさんは、Ⅾが探し回っていることや私が出て行ったことへ不満を口にしていることから、危険性が高いと判断したのでシェルターのほうに住むことを提案してくれた。
確かにシェルターの方が確実に安全だけれど、子供たちのことを考えたら学校のお友達と遊べる環境ではないので本当に悩んだ。
また子供たちと相談します。と告げ、電話を切った。
しかしⅮの行動はこれだけに留まらないのである