シェルターの暮らしも3日目をむかえた。
子供たちは、はやくゲームがしたい!!と騒ぐが保護者アカウントをⅮがしているので動きを見られたくないわたしはもう少し我慢してほしいとお願いするしかなかった
この緊急部屋から出れば携帯やゲームを所持することができる。もちろん危険があるのでメールや電話などはしばらく出来ないが
そのためすぐにでも住む場所を確保することになった。この日は、市役所の人たちと市営や県営住宅を見て回ることになった。
子供たちは久しぶりの外に大興奮!!ただ部屋を探すだけだが気分転換になっただろう
まず一軒目。見るからに昭和感漂うアパート(笑)
古いが家賃が一番安いのと、学校が近いことがおすすめポイントらしい
子供たちは『こわーい』とおんぼろアパートに拒否反応
二軒目。川沿いの比較的きれいな住宅だった。しかし以前の住人が長く暮らしていて出て行ってすぐだったこともあり床はボロボロ。お風呂の床は抜けそうだった
うー-ん。いくらキレイにするからと言ってもこれは嫌だな・・・子供たちも押し入れからダニが出てきたことに大騒ぎ
三軒目。坂の上にあり学校が少し遠いが見晴らしはきれいだった。エレベーターもあり部屋の間取りも良い。子供たちもここがいい!とはしゃいでいたがやはり家賃は相場より高いだよね
三軒回り考えたが、三軒目がいいかもなんて思いながらシェルターへ帰ると職員が声をかけてきた。
警察から連絡が来たので折り返してほしいと。
なんだか嫌な予感しかしないため息をつきながら私はシェルターの電話を借りて警察へ電話をかけた