ギリギリを攻めた送迎も無事に終わり、Ⅾに着いたと連絡を入れる。もちろん自分が楽しい時はいっさい携帯を気にしないⅮからの返事はない(笑)
とにかく結婚してからⅮのいない飲み会は初めてだったので(以前の職場は車で帰る為飲めなかった)楽しすぎてそんな中、この職場でよく仕事の指導をしてくれているAさんという男性が話しかけてきた。『仕事は慣れてきましたか?なかなか女性にはハードな仕事なので続いてくれてうれしいです』と優しく言ってくれた。同期で入った男性Yも『女性が続かないのはAさんの指導が厳しいからですよ』なんて場を盛り上げてくれた。確かに私がいるこの部署は女性が入るが長く続かない。
元々、機械いじりなどが多い部署だからか男性も多く女性たちには苦手意識もあるのだろう。
わたしは以前の職場で女性のお局様にパワハラされたこともあり、女性が多いところよりはあまり多くを語らず黙々と仕事をする男性の中のほうが合っていたのかもしれない。
そんな楽しい時間もあっという間に過ぎ、会計を済ませまた来年~と解散しⅮに連絡しないとと携帯を見るが何も連絡はきていない普段あれだけ職場の男性たちに嫉妬してバカにしてわたしからの連絡がないと怒り狂うⅮは、本当に自分が楽しい時はすっかり忘れるようだ。しかも終わる時間まで聞いてきていたからてっきり合流場所にいるかと思っていたのに
Ⅾに電話をすると『まだ飲んでてもう少ししたらそっちに向かうから待ってて』と酔っているのか上機嫌
待つこと30分、12月の寒空の下待っていいるとなぜかⅮの知り合いと登場
そのまま3人で二次会にいくことに・・・
『なんでいるの?』とⅮに聞くと『だって俺がお世話になってる人だからお前にも会わせないと』と。
なんでこの二次会も波乱の幕開けにすぎないのである。3へつづく