2018.3.5
あさイチで診察を受け、
その後放射線科で生検の説明を受けます。
「痛いですか?」と聞くと、
「注射する時と似た感じですよ。
ただ、針はボールペンの芯くらいの太さが
あるから少し痛いかも。でも大丈夫!」
と言われ、安心![]()
そして、いざ生検です。
私が行ったのは、
CTガイド下生検というもので、
CTで位置を確認しながら
腫瘍のある所まで針を刺して、
腫瘍のかけらを採ってくる、
という感じでした。
小さい手術室のようなところに寝かされ、
胸のところだけが開いた
手術用シーツをかぶせられ、
何をしているのか見えませんでした。
まず、麻酔をかけられます。
しかし、局所麻酔なので
意識はビンビンにあります。
麻酔の時点でかなり痛いです・・・。
ちくっとした後に
ジーンと鈍い痛みが広がりました。
そして針を刺すのですが、
胸をぐりぐり押されているのが
伝わってきてとても怖かったです。
さらに、腫瘍を採るときの音が
すさまじいのです
。
バチン!と大きな音が鳴り、
その瞬間痛みが走りました。
我慢できずに、
ィ...イタイデスゥゥゥーー
と泣きそうな声で叫ぶと、
麻酔を追加してくれました。
バチン!バチン!と
腫瘍のかけらを採ってくることを
5回くらい繰り返し、終了しました。
実際は30分くらいで終わったのですが、
3時間くらいに感じました。
また、生検中ずっと手を万歳のように
上にあげていなければならなかったのですが、
途中からしびれてきて、
とてもきつかったです。
ピリピリしてきて、
だんだん手が冷たくなってきて、
震えてきました。
看護師さんが隣で
「大丈夫だよー楽にしててねー」と言って
手を握ってくれて、
とても心強かったのを覚えています。
そして終わると・・・胸が激痛![]()
息もできないくらい痛くて、
最初にそんなに痛くないと説明されていたから、
失敗して変なところを刺したのではないかと
思って怖かったけれど、
大丈夫だと言われました。
その直後、レントゲンを撮るために
立たなければならなかったのですが、
右胸と右の脇腹あたりが痛くて痛くて、
立てるような感じじゃなくて、
でもその時の看護師さんがすごく怖くて
無理やり立たされました><
痛くて悲鳴を上げながら撮りました。
その後ストレッチャーで病室に運ばれ、
ベッドでしばらく安静にしていましたが、
生検したところの痛みは全く良くならず、
起き上がることもできませんでした![]()
この痛みは1週間くらい続きました。
そして、夕方先生から衝撃の一言が・・・。
「生検お疲れさまでした。
結果が出るのはもう少し先です。
一泊で退院という予定だったのですが、
腫瘍が心臓に浸潤している可能性があり、
心臓にお水がたまっていて、
心不全になる危険があるので
もう少し入院していてください。」
えーーーーーーーーーーーーー
明日帰れるんじゃないの!?
私、明日病院から直接学校にいけるように
教科書も着替えも持ってきてるんです
そんなにいっぱい学校休みたくないな。
検査入院じゃなかったの?なんで、なんで・・・。
頭の中が???でした。
まだその頃は、
胸に腫瘍があるとは言ってもきっと良性で、
ささっと手術で切除したら治るんだ、
きっと大丈夫だ。
そう信じていたので、本当にショックでした。