私が私であるために(ドラマ) | カオルのブログ

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『私が私であるために』は、日本テレビ系列 『ドラマ・コンプレックス』 枠内で放送されたテレビドラマです

2006年10月10日、22:00~23:53に放送され視聴率7.8%ほどでした


性同一性障害の当事者たちによって出演しました

テーマソングにもなった中村中の「友達の詩」は、この前評判を受けてロングヒットを記録する事に…

2007年2月21日にはバップよりDVDが発売せれてます

2007年7月14日、第16回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にて上映されました

ストーリーは

女子大生のひかるには、仲間には言えない秘密があった。

彼女は生まれながらに性同一性障害を抱えていたのだ。

ある日、ひかるは性転換手術をしたいと姉のいぶきに相談。

同じ障害を抱える凛が夢への実現に向かう姿を見て、何とか自分の思いを説得しようと奮起する矢先にはさまざまな障害が…。

主人公役は"ホンモノ"でなければ意味がない



■前田伸一郎プロデューサーからのメッセージ
■「私が私であるために」は、自分のプロデュース作品の中でも特に思い出深く、「たったひとつのたからもの」(松田聖子・船越英一郎主演)と対を成すものです。

ともにテーマとして家族愛を描いており、しかもゴールデンタイムでは今まで放送されていなかったジャンルを題材にしたドラマです。

■同じ意味で、性同一性障害を真正面から描くためには、主人公役は"ホンモノ"でなければ意味がないと確信して企画をスタートさせました。

すべて自分たちで取材と出演交渉を重ねた結果、運良くあいざわさきらさんと中村中さん、たけうち亜美さんに出逢えました。この三人なくしては存在しない作品です。

■でも、そこからが大変でした。

演技に関しては未経験の三人がゴールデンタイムのドラマで主人公や重要人物を演じるのです。

撮影本番まで充分な準備期間をもち、テレビドラマでは異例ともいえる約二ヶ月間の猛特訓が始まりました。

上川伸廣監督は粘り強く、丁寧かつ的確に、そして厳しくも愛情を持って稽古・演出してくれました。

■さきらさんと中村中さんにとっては本当に貴重な経験だったと思います。

人生と一緒で、ドラマもワンカットワンカット、試行錯誤を繰り返しながら丁寧に重ねてチームワークで創ってゆくものです。

このドラマを観ていただいた皆様が、このドラマの存在を永く語り継いでいただけるとしたら、プロデューサー冥利に尽きます。

日本テレビ プロデューサー 前田伸一郎

■上川伸廣監督からのメッセージ
■「性同一性障害の現実をドラマにしたい」

■プロデューサーの前田氏から依頼があったとき正直ピンときませんでした。

おそらく自分も(多くの方と同じように)その言葉や事実は知っていても、それ以外の認識はなく、ドラマに対するイメージが湧かなかったのでしょう。

しかし、その熱意がこめられたお話を聞いているウチに…「撮ってみたい」いや「誰かがこのドラマを作るなら是非自分に撮らせてほしい」と気持ちが動いていったのです。

■その時の前田氏のお話は自分にとってものすごく衝撃的な内容でした。

「実際に今、性同一性障害で苦しんでいる人物を主役に…ドキュメンタリードラマとして真摯につくりあげる…全く芝居の経験もないだろう素人を主役に抜擢するリスクはある…しかしその声は紛れもなく真実の心の叫びとして世の中に響くだろう」

■その時既に自分のイメージの中で、芝居ではない「心の叫び」が聞こえ始めていました。

時を経るにつれ、自分がこの障害に対して間違った認識を持っていることを痛感しました。

そしてその思いは「真摯な声を届けたい」という制作への意欲に変わっていったのです。

■脚本もまだ完成していないある日、あいざわさきらさんと会い、そしてすぐに格闘がはじまりました。

何日も何日もお話をし、そして何日も何日もリハーサルを繰り返しました。それはまさに格闘。大声で「それがお前の魂の叫びか!」と怒鳴りつけたり、「今の言葉じゃ世の中のヒトに通じないよ」と厳しい指導もしました。

でも、このとき自分が監督として彼女に求めていたモノ、それはけっして「芝居がうまいこと」ではなく、「彼女自身の心の叫び」だったのです。

■自分の仕事は「本当の声」を彼女から引き出すこと…

■脚本を仕上げていく課程でも彼女と何度もお話をしました。

読んだ感想、体験したこと…実際の彼女の言葉や思いを脚本にしたい。

もちろんそれは、「できるだけ真実に近い真摯なドラマ」にしたかったから。

しかしそれは彼女にとってはホントにつらい毎日だったと思います。

忘れてしまいたい過去がよみがえり、厳しい仕打ちをうけた亡霊がよみがえる…。

制作現場は通常のそれとは違い、常に緊張の空気が張りつめていました。

そして…あいざわさきらは見事に表現してくれたのです。

重圧、責任、体調、初めての芝居…様々な困難を乗り越えて。

■そして同じ障害をもつ中村中さん、たけうち亜美さんも素敵に自分を表現してくれました。

私たちは何度も、中の笑顔に助けられ、亜美の持つ独特の空気に触発されました。

■彼女たち3人の思いがこのドラマのエネルギーであったと思います。

このドラマを見てくれた人々の心に彼女たちの本当の声がしっかり届いたことと確信しています。

そして、この障害に苦しむ全てのヒトに対し、ほんの少しお役に立てたこと、また世の中に対し「彼もしくは彼女」たちの声を届けられたことと願っています。

■ラストシーンで「いま幸せ?」と問いかけられたひかるは「うん!」といっぱいの笑みで答えます。

この真実のドラマに関係する全ての人々が「うん!」と答えられる日が訪れることを祈念してやみません。

■クオリティの高いドラマを撮らせていただいたこと、全てのスタッフ、全てのキャストに対し感謝の気持ちで一杯です。

凛、ami、そして、ひかる…ありがとう。

監督・脚本 上川伸廣

役者名 出演者

朝比奈ひかる:相沢咲姫楽
朝比奈誠一 :橋爪功
朝比奈典子 :竹下景子
朝比奈いぶき :浅見れいな
森村智 :中村俊介
武居亮太 :鳥羽潤
篠原あゆみ :雛形あきこ
蓮見凛 :中村中
田村医師 :原日出子
渡部医師 :名高達男 (特別出演)
殿村一輝 :青山草太
広瀬 :益岡徹
am i :竹内亜美
看護師 :磯野貴理子


脚本:川嶋澄乃
監督:上川伸廣
プロデューサー:前田伸一郎(日本テレビ)
プロデューサー:黒沢淳(テレパック)
プロデューサー:佐藤敦(日本テレビ)
医療監修:岩尾光浩(西新宿メンタルクリニック)
協力:山本蘭(gid.jp代表)

オープニングテーマ曲:「フェニックス」布袋寅泰(東芝EMI)
主題歌:「君を離さない」米米CLUB(ソニーレコード)
製作著作:日本テレビ



■前田伸一郎プロデューサー・プロフィール
【代表作】
『たったひとつのたからもの』
『カネボウスペシャル~溺れる人』
『松本清張スペシャル~鬼畜』
『戦国自衛隊~関ヶ原の戦い・前後編』
『シェイクスピアスペシャル~ロミオとジュリエット』
『愛の流刑地~前後編』など

■上川伸廣監督・プロフィール
■ 1959年生まれ。1979年、株式会社イースト入社。2005年よりフリーランスにて活躍中。

【代表作】
『東京ラブコレクション』(2006年/連続ドラマ/出演: 内山理名、松本利緒 他)
『松本清張-共犯者』(2006年/SPドラマ/出演: 賀来千香子、佐野史郎 他)
『2005平成予備校』(2005年~/バラエティ/出演: ユースケ・サンタマリア 他)
『奇跡体験アンビリバボー』(1997年~/バラエティ/出演: ビートたけし 他)
『しのぶまさみショー2006』(2005年/SP番組/出演: 大竹しのぶ、久本雅美 他)など

■あいざわさきら・プロフィール
■ 1986年2月8日生まれ。趣味は、料理、半身浴、散歩。

■たけうち亜美・プロフィール
■ 11月6日生まれ。さそり座。B型。趣味は、ダンス&おしゃれ。


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知らない人も知ってる人も見て欲しいものです(≧∇≦)

理解し無くても良いんです…ただそういう人達がいると言う事だけわかって欲しいです(≧∇≦)



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