こん〇〇は。REDSTONE運営チームです。
嘘です。セヴィ・ティセスです( ゚Д゚)
今日は出オチです。はい。
さて、タイトルの通り今回もRSネタはほぼなく。
うつ病について、ブログ休止してる間に分かってきたこととか。
現在の治療のいろいろな在り方とか。
特に分子栄養療法についてザックリと、語っていきたいかと思います。
さてさて。
うつ病。
去年の私はそこから悪化して、身体症状症になってしまったわけですが。
ストレスから心、精神、脳神経機能に異常をきたしてなる病と考えられてるわけですね。
事実、私自身仕事上の過度なストレスが発症の引き金でしたし。
もともと、自己否定感の強い人格の持ち主ですし。
転職して仕事のストレスはかなり減ったものの、根本的な原因である家族関係とか、
病気になって疎遠になったり悪化してしまった友人関係とか、そういった日常的な
ストレスは解消できてないわけで。
ましてこのコロナ禍。
もともと病み気味の人は、病まないほうがおかしいと思います。
国内で感染者が確認されてから1年ほど。
ストレス解消の場が制限され、会いたい人と会うのも我慢し、引きこもりでもないのに
引きこもりを余儀なくされる。
あ、かといって今も発令されている非常事態宣言を無視して出かけろとは申しません。
むしろ、感染拡大している地域に住んでいる人は(私自身も含め)自粛できるところは
自粛するべきです。
無症状感染をしている人が田舎に出かけて感染を拡大させた日には、医療過疎地域の
医療崩壊をさせかねませんから、元医療事務だった身としては自粛をお願いしたいです。
おおっと脱線。
ではでは、なぜ人はうつ病になってしまうのでしょう?_?
遺伝的な問題?
人種的に私たち日本人は、欧米人と比べて遺伝子的にうつ病になりやすい傾向があると
言われています。
環境の問題?
ストレスだけなら、だれしも日常生活の中で多かれ少なかれ受けています。
ストレス解消が上手な人下手な人いるでしょうが、おとなしい性格でうつ病にならない人、
前向きな性格だったのにうつ病になってしまった人、いろいろタイプがあります。
生まれ育った環境、今現在置かれている環境、それらが原因となりえます。
そして、この10年ほどで分かってきたことで、私が知っていることを2つほどお話しします。
①ヒト ヘルペスウィルス 6型
え?
って方が多いと思います。
昨年、2020年5月に慈恵医大 近藤一博先生から発表されました。
↓慈恵医大の発表したiScience誌オンライン版(英語)
↓日本語訳のPDF
2b5442c6724af0b997f15463558a52c9.pdf (jikeivirus.jp)
ヒトヘルペスウイルス6型は乳幼児期に感染するウィルスです。
突発性発疹。知恵熱なんて呼ばれたりもします。
抗体ができ、発熱などの急性期が収まると、唾液腺などに潜伏します・・・云々
あー。めんどくさいのでウィキペディアのリンク貼りますw
詳しくはリンクを参照いただくとして・・・。
もちろんまだ研究途中ではありますが、なんとまぁほぼ100%の人が持ってるウィルスが
原因の可能性が高いとは・・・。
でもまだ当然そこに至るまでのメカニズムも、具体的な治療法もわかってないわけで。
今後の研究に期待せざるを得ないです。
②栄養不良による神経伝達物質の不足
これはここ10年くらいで言われてきたことです。
ブログ再開時にちこぉっと触れた、「分子栄養療法」ですね。
飽食の時代という言葉すら過去のものとなり、少なくとも「食事をとる」ということに関しては
困らない時代に私たちは生きています。
しかし、栄養の偏りは心身に悪影響を及ぼします。
神経伝達物質・・・いわゆるホルモン・・・を作るにはタンパク質と各種ミネラルが必須です。
タンパク質が体内で分解されアミノ酸となり、各種ビタミンを使ってアミノ酸とミネラルが
神経伝達物質を作ります。
うん。確かに言われてみればその通りですね。
で。
ここで重要になってくるのがタンパク質。これはプロテインで容易に摂取量を増やせます。
ミネラル。特に鉄ですが、鉄欠乏性貧血の症状でもない限り検査しない項目がカギに
なっておりました。
フェリチンです。
血液中の鉄の量は、通常ヘモグロビン量で判定します。
フェリチンは血液中に蓄積されている「鉄貯蔵量」。貧血などの症状が出ていなくても、
フェリチンの不足 → 神経伝達物質生産量の不足 → 精神疾患
となるのではないか? と考えられ、栄養状態を改善する療法が最近進められています。
それが「分子栄養療法」だそうです。
私の場合、初めてフェリチン値を検査した時は40を下回っていました。
正常範囲内ではあるものの、かなり低い数値でした。
ちなみにこの数値に対する精神疾患の耐性、男性のほうが弱いそうです。
理由は簡単。女性は月に一度の(我々男性が想像するよりはるかに辛くて面倒な)
出血が定期的にやってきます。
足りなくなったらフェリチンから鉄を放出してヘモグロビンを増やし、平常時に貯蔵する。
そのサイクルが女性のほうが身体が順応しているからだそうです。
上記の二つ、タンパク質と鉄。これが栄養から精神疾患を治療していく柱になります。
そこに、神経伝達物質の合成に必要なビタミンB(とくにナイアシン)、ビタミンCなどを
しっかりと取っていくことになります。
さて、自分の場合なんですが。
栄養療法を始める前まで、すでに15年ほど抗うつ薬を飲み続けてきた=完治してない。
なので、実感を得るまでは2~3か月時間がかかりました。
ナイアシンも、たかをくくって最初から通常のナイアシンを接種したら、見事にナイアシン
フラッシュ(皮膚の発赤や掻痒感といった副作用)で
「うわーw ビタミンでもこんなになるんだーwww」
と、あわててナイアシンアミドに切り替えて、だんだん体を慣らしていきました。
鉄は、藤川先生の本でもおすすめされていた、NOWフーズのキレート鉄を使用。
飲み始めて最初は胃を痛めましたw
そこからは去年の症状悪化までは、多少の倦怠感を感じても出勤して仕事をするのに
何の問題も感じませんでしたし、実際疲れにくくなったとかよく眠れるようになったとか
だんだんと実感できるようになりました。
今回、症状の悪化を起こしてしまったわけですが、担当してくださった医師曰く、
「栄養療法やってなかったら、もっとひどい症状を発症していたかも・・・。
ま、実際はどうだかはわかりませんけどね。続けて悪いことじゃないですよ。」
だそうです。
そんなわけで、入院中も医師・薬剤師の許可を取り、栄養療法は続けて今に至ります。
あくまで自分の体感なんですが、多分症状初期の方とかなら、早く効果も出て早く薬物から
離れることができるんじゃないかと思います。
長々と患っている自分は、ながーい目で見てじっくり続けていくことが大事なんだろうと
まったりと続けております。
この記事を読んでいただいて、興味を持ってくださった方は、以前の記事にあった
藤川徳美先生の本や、よくTVにも出てらっしゃる姫野友美先生のクリニックなど、
だんだん相談できる場所も増えてきているので、お近くの心療内科で栄養療法を
導入している先生を探してみることをお勧めしますよ。
ぶっちゃけた話~。
精神疾患が起きている状態。その時の脳神経細胞間の神経伝達物質の状態。
それを今現在リアルタイムでどう動いているのか検査する方法はありません。
研究と臨床から、この神経伝達物質の再取り込みを阻害してあげて、シナプス間に
遊離する物質の量を増やしてあげれば症状よくなるんじゃない?
ってな考え方で、薬物療法は成り立っています。
これがもし、リアルタイムで脳内の状態が把握できるようになれば、その人その人に
ピンポイントにあった処方ができるようになるので、医師も患者も楽になると思うんですが。
それが無理な以上、心理療法士のカウンセリングも含めていろいろなことを試していく
しかありません。それが現在の心療内科の在り様です。
その中でも、こういった新しいことにも着目して、患者の身体的状態の管理や治療選択肢の
幅を持ってくれる医師との出会いはすごく大事なことだと思います。
私の場合は自分から興味をもって、社宅の近くで栄養療法を取り入れているクリニックを
探して通院したわけですが、今の自分の治療に疑問を感じている方は、セカンドオピニオン
としてこういった先生の所に行ってみるのもいいと思います。
さあ。今回は話がまとまってもいないしえらいこと長文になりました。
実は記事を書き始めてから数日たってます。それだけ私のなかでも、全然まとまっていない
訳ですねw
まあ、病人の独り言だと思って読み流していただければ幸いです。
では、本日はこの辺で!
('ω')ノシ