こんばんは
今夜も素敵なひとときを♪…
Relax and enjoy these special moments...
Azymuth "Fly Over The Horizon"
Bill LaBounty "Dream On"
僕にはいつも逢うのを楽しみにしてる女性がいる
でも、その彼女はとても気まぐれなのだ
というのも、その彼女は夢の中でしか逢うことができない
彼女は大きな瞳と手入れの行き届いたロングヘアが印象的で、
何故かいつも決まってワインレッドのシックなワンピースを着ている
そんな美しい彼女と夢の中でいつもデートをしているというのではなく、
何気ない光景にひょこっと出てくるといった感じだ
例えば、コンビニへ買い物に行ったとすると
店員はその店の制服を着てるのが普通だが、
なぜか彼女だけがそのワインレッドのワンピースを着てレジに居たりとか、
食べに行ったラーメン屋の厨房でその格好のままラーメンを作っていたりとか(笑)
不思議とその彼女が夢に出てくると、小さな幸せが僕にやってくる
ずっと探してたものが見つかったり、ジュースが1本当たってみたり(笑)
僕の中ではちょっとした"幸運の女神"なのだ
さて、今夜は彼女に逢えるかな?
そんな事を願いながら僕は今夜も眠りについたのだった…
Shakatak "Nothing But A Dream"
彼女にも密かな楽しみがあった
彼女もまた夢で逢えたらいいなと思う男性が居た
決して"イケメン"と言われるような端正なルックスではないのだが、
何故か気になってしまう存在といった感じだ
彼は夢の中で彼女のピンチを何度も救っている
つまり、彼女にとって彼は王子様なのだ
不思議と彼女もその"王子様"に逢えた後に小さな幸せが訪れている
最近、失敗続きで落ち込み気味の彼女もまた
その"王子様"に夢で逢いたいと願いながら眠りにつくのだった…
Rats & Star "夢で逢えたら"
朝になり、目覚ましのアラームが僕を現実に呼び戻す
いつもと変わらない順序で出勤前の身支度を整え、家を出る
そして、いつもの時間にいつもの駅で降りていつもの改札を抜ける
今日も変わらない朝の光景だ、と思った瞬間…
「あの~すいません」
背中越しに女性の声が聞こえた
「これ、落としませんでしたか?」
僕は徐に振り向くと
カバンに入れたはずの見慣れた定期入れを差し出す美しい手が僕の視界の中に入った
「あっ、それは僕のです。わざわざすいません…」
そういって顔を上げると、思わず…
「あっ!」
「あ~っ!」
お互いにビックリした表情で叫んでしまった
お互いがそう思うのも無理も無い
彼女のこの日の格好は、ワインレッドのワンピース姿
彼もまた彼女の夢に出てくる"王子様"の雰囲気にピッタリだったのである
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「ねぇ、起きる時間よ」
彼女のその声で僕は目が覚めた
なんだ、また夢を見ていたのか…
「おはよう。どんな目覚ましよりも君の声がいちばんだよ」
「もう、朝から上手いんだから」
そして、僕の"幸運の女神"は、今では最愛の妻となっている
でも、相変わらずあのワインレッドのワンピースの彼女は夢に出てくるのだが(笑)
Azymuth "Outubro"
Good Night...
