※きざみさま。勝手にお借りしてますm(_ _)m
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いまは昔。荒野の果てのあるところに。青ずきんちゃんと呼ばれる、それはそれはかわいいうさぎがいました
『青ずきんや。これをハルモニに届けておくれ』
はい。オンマ。オンマから、大きなカゴを預かった青ずきんちゃんは。軽やかにステップを踏みながら、森に向かって歩きだしました
森に入って。しばらくすると。木もれ陽を掻き分けて。ぱたぱたと、一羽の鳥が降りてきました。その艶やかな羽を、これみよがしにふぁさりと翻して
『おもおもおも。かわいらしい頭巾だこと』
頭巾かよ！青ずきんちゃんは、心の中で突っ込みました
『迷子でもなさそうだね。一匹で、どこに行くんだい？』
『オンマに頼まれて。ハルモニのうちに、これを届けに行くんです』
手に持った、大きなカゴを見せました
『おもー！』
オモニの心尽しが見てとれるね。身体に良いものばかりだよ
『この羽をごらん』
この白さと艶を維持するためには。睡眠も食事も大事だし。毎日毎日。丁寧に手入れするのが...
長いな...面倒になった青ずきんちゃんは。まだまだ、喋りつづけている鳥を置いて。先へと進むことにしました
《つづく》
※いや、続くんかい
※いちおーうんとっきです
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※きのーの更新です
