※にゃーの日なので。どーしてもにゃーを出したかった...←
※そしてまさかの二十二夜( ´艸｀)
※あー、たのしかった(￣▽￣)←
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リョウク side
なぁぁぁぁぁぁ...
あれ...どっかで猫が鳴いてる...それも。すごく美声で。なぁぁぁぁぁ...まるで...うたをうたってるみたいな...
なぁぁぁぁぁ...
ん...？段々、哀愁を帯びてきた...
以前。柵の隙間にはまっていた猫を、助けたことがある。ベランダに出て。あたりをきょろきょろと見回す。こっちじゃないのかな...
切なく響く、鳴き声に耳をすます。その音をたどっていくと...ん？玄関？さっき届いた、宅配の段ボールのあたり。そっとどかすと...
なぁぁぁぁぁぁ...
恨めしげに。僕を見あげる...切れ長の目...
え...ジョンウニヒョン！
何してんの！何で猫！
『知るか！』
あ、やっぱり。ジョンウニヒョンだ。ぴんととがった耳に。やわらかく曲線を描くしっぽ。なめらかな毛並み。シャープな顎のライン。ふふ...
『ば、ばか...変な触り方をすんな』
なぁ...身を捩る仕草も。艶かしい。へへ。感じるんだ...手のひらを差し出すと。すんすんと鼻を鳴らして。ぺろりと舐めた
そっと抱きかかえて。顎の下をくすぐる。ごろごろと喉を鳴らして。くるりと身体を丸めた。なぁ...催促するように。僕の指先を、かりかりとかじる。ふふ。くすぐったいよ...
何だかわかんないけど。こんな時間も。悪くないと思ってしまった
《にゃーの日、終了》
@yesung
※画像お借りしましたm(_ _)m
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