ヒョクチェ side
《お前らな。俺を伝書鳩代わりに使うんじゃない》
シウォンが。あぁ...わりぃ
《ドンへがしょげてたぞ》
ヒョクチェが冷たいってさ。つめたくしてる...つもりはなぃ。ただ...どうしたらいいか。わからないんだ
《これ以上。俺は手を貸さないからな》
わかってるよ。ため息をついて、カトクを閉じた。ドンへが。こっちを気にしてるのはわかってる。だからなおさら。手が出せない。社内では、ヨジャの目もあるしな...
パソコンから。ドンへのパソコンにメッセージを送る
《メシでも、行かないか》
すぐ既読になった。が。返信がこない...ん?画面を注視していると。とおくから。ばたばたとゆー足音がきこえてきて...
『イ・ヒョクチェ!』
おわっ!うしろからとびつかれた。椅子ごと。思わず、ずりおちそーになる。お...
『お前な!加減しろ!』
あ、ごめん。うれしくて、つぃ。ぺろんと舌をだして
『いつ!いま!今日!』
いまって...仕事中だろ...そ、そのうち...あまりの勢いと。まわりの視線にびびって、ごまかそうとしたら。そのうちって...途端に眉毛をさげるから。罪悪感を感じてしまって...
『じゃ、じゃぁ...』
今日でも...途端に。ぱっと顔をあかるくして。ぴんと立つ耳と。しっぽが見える...
『残業しないように、がんばるから!』
また後でね!ぴょんぴょんはねていく、そのうしろ姿をながめながら。自分から誘ったことを。少し後悔した
《つづく》
@navernow
※画像お借りしましたm(_ _)m
※しつけは飼い主の役目
※本日のラインナップ