※どのウネかとゆーと、美容師ヒョクチェのウネです


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ドンへ...ぁ...ぅ...


最近、ドンへの様子がおかしい。身体を寄せるとすこし離れたり。のばした手を避けようとしたり。それでも。とっつかまえて。濃厚なキスをお見舞いすれば。すぐとろとろになっちゃうんだけど


いまも。抱きよせよーとしたら、わずかに身体をよじるから。ドンへ?


『どした?どっか痛かったりするのか?』


肩をなでて。ん...ちがくて...逃げまどう目線を追いかける。そじゃなくて...ん?何だ?あの...もじもじしてるのを宥めて。よーやく目があう。その...


『最近...僕...は、はやいなって...』


へ?はやぃ?ん...あからめた顔を背ける。はやいって...僕...ヒョクに触られると、すぐ気持ちくなっちゃって...わけわかんなくなっちゃうから...くく。何だよ...きれいなラインを描く顎を捉える


『もっとじっくり愛されたいってことか』


え...さらにあかくなった顔を。ぷるぷると振る。えと...あの...そゆんじゃなくて...ぅぅ...ごちゃごちゃゆーくちびるを一旦ふさいで。むぅ...おとなしくさせて。輪郭をたどるよーに丁寧に舐めて。歯列をなぞって。その奥にかくれる、ちーさな舌をつついて...啄むよーなキスをくりかえして。首筋まで舌を這わせて...喘ぐたびに上下する、喉ぼとけに吸いついた。はぁ...ん...俺のシャツをぎゅっと握りしめて。アツい胸がびくびく震える


『ひ...ひょく...』


ん?汗ではりついた前髪をかきあげる


『も...もっと...』


いつも以上に色っぽい目をしたドンへが。俺に縋りついてきた



《つづく》


※きのーの最終更新です