明日、ドンへはこの家をでる
真夜中、ドンヘの部屋にそっとはいった。春までは俺も一緒に寝ていた部屋
うすあかりの中、ドンへがまるくなってるのが見えた。ドンへはちーさいころからそーやって寝るんだ
おこさないよーにとなりにすべりこんで、みじかくなった髪をなでる。その手にドンへの手がのびてきた
『わりぃ、おこしたか?』
『ううん…おきてた…』
『明日、はやいんだろ?』
『うん…』
なんかねむれなくて…
そーだよな…慣れた場所どころか国をはなれるんだ
ドンへがくるんっと俺のほーに向きなおったから、その身体を腕の中にいれる
『久しぶりだね。ヒョンとこーするの』
そだな…
…こーしてたらねむれるかも…うん…
ちっちゃいころはこーだった。まいんち
ドンへ、ごめんな…前髪を指ですく。目は閉じたまま
ん?何が?
俺…わすれちゃってて…大事なことなのに…
だぃじょぶだよ。俺がおぼえてるもん
悪いヒョンだよな…俺…お前を守んなきゃいけないのに…
何ゆってんの?ヒョンは俺の自慢のヒョンだよ。生まれる前からずっと…
ん。ありがとな
ドンへが呼吸をふかくする
な
ん?
お前がいないあいだ、俺がこの部屋つかっててもいーか?
あたりまえじゃん。もともとふたりの部屋だよ
うん…
ヒョン…ん?
『俺、ヒョンの弟でよかった』
俺も…お前のヒョンでよかった
『俺をヒョンにしてくれてありがとな』
ん…
『はやく寝ろ』
ん…
『朝までヒョンがいてやるから』
ん…ありがと…ひょん…
《…ちゃるじゃ…》
※きのーのヒョクちゃんにやっぱり妄想ぶっとびそー…(笑)←よりによっていまメインがウネとヘウンなので…やっぱりカムバまでもたないかも…
※きのーの最終更新はひつみちゃんです