※molihuaさま、きざみさま、猫の手お借りました
※きざみさま、二日連チャンすみません(⌒-⌒; )
※遡ります。ドンへ 入隊前あたりです
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ドンへ side
なぁぁぉぉぉ
鳴き声に足をとめた。ネコ?ずいぶんきれーな声だな…どこだろ…
見まわすと整えられた垣根からのぞく、品のあるしろい毛並みとオッドアイ
へぇ。めずらしーな…
しゃがんでその子の前に手をだそーとしたら、すっとさえぎるくろい影
あれ?
ふいにあらわれたひとまわりおっきぃ黒猫が、その子を守るよーによりそった。その子もつややかな毛並みで
黒猫がしろい子にすりすりする。しろい子はしれっとしてるから、ちょっとツンデレなのかな。でも目をほそめてされるままになってる
『なかよしなんだね』
ふふ、かわいーなー…
『俺もね、なかよしのひとがいるんだよ』
だいすきでだいすきで…でももーすぐはなれて暮らさなきゃなんなくて…
入隊日は刻々と迫る。わかっていても、自分で決めたことではあっても、不安はぬぐえない。二年間耐えきれるのか。二年後も一緒にいられるのか…
一年前はかんがえもしなかった。しってしまってよかったとおもうこと。しらなきゃよかったっておもうこと
『あとすこししかないのに…もっと一緒にいたいのに…いろんなこともしたいのに…うまくいかなくて…』
にぅぅぅぅ。黒猫がしろい子をなめはじめた。もしかしたら恋人どーしなのかな…
すごくいとおしそーにていねーになめてて…しろい子もすごく気持ちよさそーで…なぁぁぁ。鳴き声もちょっと色っぽくなって…
なんか…見てる俺のほーがてれちゃうくらぃ…
うらやましーな…素直に行動できるこの子たちが…
ううん。俺だってできるはず。素直になるのが一番だよね
ありがとね。二匹のあたまをなでる
なぁぁん
ばいばい。またね
ふぁさっとしっぽをゆらしながらよりそう子たちに手をふって、ヒョクチェにメッセージをおくろーとスマホをとりだした
《おそらく二匹は通常運転…》
※きざみさま、イラストお借りしましたm(_ _)m
※molihuaさま、にゃーお借りしました(=^x^=)
※cameo role:シウォにゃん&キュヒョにゃん