※↑伏線です

※おかげさまで一年持ちましたm(_ _)m

※満を持してWings続々編です

※スパショ9開催でえるぷさん界隈が盛り上がってるなか、こそっと投下

※高校んときから付きあいだしたふたりは、社会人になって一緒に暮らしてます


https://ameblo.jp/liuroom/entry-12681592970.html


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ヒェクチェ side



仕事でミスをした後輩を励ますとゆー名目で連れだされ、いま俺は入社二年目の後輩(女子)と相対している

まじめなんだろーな。こんな席なのに酒にも手をつけず。仕事に対する疑問や不安をぽつぽつと話す

俺も先輩としてできることはしたいし、『先輩に話し聞いてもらって、アドバイスもらって元気でました!』なんてにっこりされたら、悪い気はしないわけで


店を出て、コーヒーでもどうですか?ってゆわれたのを断って。ドンへにいまから帰るってカトクしちゃったし。あ、そーだ、匂い落として帰んなきゃ...煙草吸ってるやつもいたし。誰かの香水も...そー思ってチムジルバンに寄ったんだけど...


酒はいってたからつい寝ちゃって。シウォンの馬声で目が覚めて


『お前!どこで何やってんだよ!』


あわてて着替えてドンへに電話する。ドンへ!わりぃ。つい寝ちゃって...すぐ帰るから!


履歴を見ると、ドンへからのメッセージを上回る、シウォンからの怒涛の着信。あー...あとで謝んなきゃ...


意味もないけど走って帰って。家に飛び込んで。ドアを開けたら電気がついてなくて。ドンへがベッドの隅にまるくなっていた


部屋着に着替えて。顔と手ぇ洗ってうがいして。ドンへ、ただいま...となりに寝ころがってうしろから抱きしめて。ごめん、遅くなって...形のいーあたまに顔をうずめて


寝てないのはわかっていた。電気を消していたのは俺に泣いた顔を見られたくないからだ。俺と一緒に寝るときは消すよーになったけど、ひとりで寝るときは電気はまだつけたままのことがおーいから


心配かけてごめんな...


ドンへが俺の腕の中でくるんと反転して、こっちを向いた。うるんだ目で俺を見つめ、おずおずとその手をのばす。確かめるよーにその指先を顔、肩、腕とすべらせていく


『大丈夫だよ。ちょっと寝ちゃっただけだから』


俺がそーゆーとぴったりくっついてくる。ほんとにすきまなく


よかった...

何もなくて...よかった...


眠いときのかすれた声と

ちょっと高めの体温と...


あたまにうかんだシウォンの顔は。申しわけないけど忘れることにした



《②につづく》


※きのーの最終更新です