朝ご飯



昼カップ麺


そして午後からの仕事の合間の休憩時間に連絡が来た


父が緊急搬送された


会社に報告したところすぐに帰宅許可をもらえた


病院に駆けつける


父は脳内出血しているらしく

搬送先で検査をしどう処置をするか検討中だった


この日は父と祖母2人が実家にいた

祖母が昼食をとろうとリビングにやってきた際に倒れている父を発見したそうだ

転倒時に音がしたのかもしれないが2人とも耳が遠くなっておりその瞬間は気づかなかったのかもしれない

祖母は慌てて母に連絡、母が救急車を手配し搬送という事になったそうだ


何事も良い方向に考えようよ

祖母がリビングに行ってくれたから発見できた

母はいつもは仕事中は携帯バックに入れてたがたまたま手元にあったから連絡が早くつきすぐに救急車呼べた


病院到着後1時間ほど経ち再度脳の出血状況を検査したところ出血は止まっておらず、先生に判断を求められる


このまま処置をしないか、手術にするか


この問いには意味があった手術したところで回復したとしても左半身には重度の麻痺が残る

父は事故で右手を失っている

つまり回復したとしても寝たきりになる可能性が高くなる

それでも手術しますか?と言う深い意味での決断を迫られる


母はその場で即決できなかった

私と話し合う時間をくれと言った


私の答えは決まっている

先生が席を外した瞬間に私は答えた

もちろん手術をしてもらうと言う回答だ

迷いなんてない


母も同じだったようだが私の意見も聞きたかったようだった


席を外した1分後、先生に手術を依頼した

手術は大掛かりなものとなる4時間程かかるようだ日は跨ぐ


母には何か食べてもらいたい

そばのコンビニで色々買う



あとは先生にお願いし

父の頑張りを信じ

私達は無事を祈るのみ


手術は無事成功した

明日朝また術後の経過を見てまたどう進めるか

先生と話し合うことに




明日またくるからな

それまで頑張れ