陳琳(ちんりん)
曹丕 は、陳琳を「文章は雄健だが、やや繁雑である」と評したそうです。
陳琳ですが、魏に仕えた文官で、曹操
に仕える前は袁紹に仕えていました。
曹操と袁紹との戦い「官渡の戦い」の際、袁紹が全国に飛ばした曹操打倒の檄文を書いた方でもあります。
その内容たるや、曹操のみならずその父や祖父まで痛烈に批判するものだったそうです。
「官渡の戦い」の後、勝利した曹操の前に引き立てられた際、曹操は陳琳の書いた檄文に怒りましたが、
その文才を非常に高く評価し、許し召抱えたとのことです。
才能がある人物を愛した曹操らしい話でもあります。
また、陳琳を含め優れた文才・詩歌の才能を持つ七人の文人がいましたが、後に当時の年号を冠して
「建安七子」と評されました。
さて、私個人としては陳琳に対しての印象は、怒るよ、私は。
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