20年間の教員生活の中で、
4年ほど高等学校に勤めました。
まぁ、高校採用なので、
あたりまえといえば、あたりまえか😆
でも、
初任が特別支援学校だったこともあって、
基本はずっとそちらにいました。
で、
高校では国語を教えていたわけです。
現代文、古文、漢文😆
今思うと、
よくやってたって褒めたい😍
🐅🐅🐅🐅🐅🐅🐅🐅🐅🐅🐅🐅🐅🐅🐅
自分自身が高校生のときも
現代文が苦手でしたが、
その中でも
主人公がいきなり虎になってる話…
おそらく欠席してて、
虎がしゃべってるところから
聴いたので、
さっぱり理解できんかった…
でも、
インパクトのある言葉だけは残ってた。
臆病な自尊心🐯
尊大な羞恥心🐯
中島敦『山月記』です📚
今でも教科書にある定番。
1年生は『羅生門』
2年生は『山月記』
ってイメージがある。
実は
教えることになった30代前半のころも
よくわかってなかったように思う。
定期テストに向けて、
カタチだけ教えることはできても、
身になった知恵として
伝えることはできてなかった。
臆病な自尊心🐯
尊大な羞恥心🐯
年配の男性陣は
中島敦が好きっていう方が多かったなーー
という覚えがある。
私にはイマイチわからんかった。
🍑🍑🍑🍑🍑🍑🍑🍑🍑🍑🍑🍑🍑🍑🍑
便秘と内痔核に耐えた壮絶な2年間を経て、
ようやく体感できた気がする。
己の本来の力を封印して、
それをこじらせると、
己を失ってしまうということかなって。
私にとっては
便秘💩と内痔核🍑が
臆病な自尊心と
尊大な羞恥心が
の象徴でした…。
で、私の場合
それが辛くなりすぎて、
トラになるのを
押しとどめてくれたのだと。
トラとは、
本来自分が持っている力。
素直に発揮していれば、
力強いはたらきができる。
でも、
それをしないでいると、
トラの危険な側面が
現れる。
理性を失い、他人を攻撃する。
💩💩💩💩💩💩💩💩💩💩💩💩💩💩💩
これに気づくきっかけは、
もう一つあって。
「暴走するエゴ」っていう考え方。
本来「エゴ」は
その人の個性を輝かせるもの。
でも、こじらせると暴走する。
そして、
臆病な自尊心と尊大な羞恥心を
あおってくる。
人を喰うトラは
「暴走するエゴ」の象徴だなぁと。
便秘が治らなくなって、
内痔核が戻らなくなって、
ようやく「暴走するエゴ」があおってくる
行動から抜け出せるようになった。
やっぱり
国宝級💩🍑‼️
ありがとう💗