新学期が始まって3週間あまり。
4月は、焦る焦る焦る。
新年度お決まりのルーティン。
さすがにそれは卒業したいと感じてた。
だから、働きどきでもありつつ、
休みどきでもあると決めて、
仕事とケアに集中した。
とにかく
焦ったら、深呼吸。
焦ったら、トイレ。
焦ったら、スキップ。
焦ったら、お掃除。
焦ったら、場面転換。
そして、今日。
いつもと違う場に身を置いた。
家と職場の往復からの脱却。
時間がゆっくりあった。
芝生が美しすぎる。
地面に触れたいと思った。
座ってみた。
芝生のチクチクする感触さえ、心地いい。
それでも、飽き足らず、寝転んでみた。
あんまりにも空が拡がってて、驚いた。
あんまりにも空を見上げてなかったことに、
驚いた。
私は何を見てたんだろうか。
自分の高さでしか見えてなかった。
狭いところで、見渡したつもりになってた。
視野が無限にひろがっていく感覚がした。
本来の見え方に戻ったんだ。
その目で私は何を見ていくのか。