NATO やEUに頼ることを神はどうみなされるか | ヨハネのブログ

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I am Japanese female Christian Masako
Katahira, age 66.

I stay at Kagoshima,Japan after 2-year-stay of Yerevan, Armenia from September 2022.
I love Jehovah God and the Bible.
I explaine Bible
prophecies in my
Yohane no blog.

  ロシアがウクライナ侵攻を行なう理由は、米国に敵対しているからです。またウクライナが戦争を続けるのをやめないのは、米国とEU諸国の軍事力に頼っているからだと思います。


 しかし、諸国家は南の王の米国と良い関係を持ちつつも、NATOやEUに頼らないことがなぜ聖書の神のご要求にかなっていると言えるのでしようか。


      今回は、そう言える理由について、説明したいと思います。


  また、私は聖書の将来の国際紛争の予告をお伝えするとしても、国際紛争を奨励することは決してありません。


  私雅子戦い合う陣営のどちらの側に対しても、決して戦争する事を勧めません。


    クリスチャンは、戦争が起きても殺人をするべきではないからです。戦争は殺人であって、罪だからです。(啓示21:8,9)



(1)殺人を行なう戦争をなぜ避けるべきか


 啓示21章には、「殺人をする者」は「第二の死」を表す「火と硫黄で燃える湖」の中にあると述べられています。(啓示21:8,9)


 エホバは、「火と硫黄で燃える湖」という実際の場所を、悪行者を処罰する場所として、使ってはいません。


 第二の死があるのであれば、第一の死とはなんでしようか。


 第一の死には、復活があります。(使徒24:15)アダムから受け継いだ罪のために死んだ者たちには、キリストの贖いのゆえに復活が約束されています。(ヘブライ9:27)


 しかし、悔い改めないで神の律法に違反し続ける者は、第二の死に陥り、復活がありません。神は至高の裁き主なので、その人に生き続ける権威を与えられません。


 それで、「火と硫黄で燃える湖」は、復活することがない完全な滅びという比ゆ的な状況「第二の死」を表しています。


 単にそのような象徴的な状況があるだけで、地獄という実際の場所があるわけではありません。  




火と硫黄で燃える湖とは実際の場所でなく復活のない永遠の滅びを意味する


 

  神は神の律法に違反し続ける者を、裁かれます。このことは実際の地獄が存在するよりも、重大で深刻な結果をもたらすことになります。


  私たちクリスチャンは、神から好意的に裁いていただけるよう殺人を絶対に避けなければなりません。



(2)啓示17,18章に登場する四つの政治的実体


  啓示17,18章には、大まかに言うと、四つの実体が登場します。


 ①大娼婦と、②緋色の野獣、そして、③緋色の野獣とは異なる立場に立つ地の王たちです。④そして、聖なる者たちとイエスの証人たちです。


啓示17章に登場する大娼婦と緋色の野獣という二つの政治的な実体


 この状況は、キリストの再臨が始まる前の終わりの時の状況を表しています。


 では、大いなるバビロンと呼ばれる大娼婦や緋色の野獣は何を表すのでしょうか。


 聖書の中では、国家が、女あるいは娼婦として表現される場合があります。神と結婚した妻である女です。


 ですから、キリスト教国家は、神に忠実に従うべき神の女、すなわち、神と結婚関係にある女として表わされます。(エゼキエル16:8)


 神が昔、イスラエルがエジプトの中でただのエジプト人の奴隷の集団に過ぎなかった時に、神はイスラエル人をエジプトから救い出しました。


 イスラエル人は神から与えられたモーセの律法を守って神を崇拝する民で構成される国家として成立しました。


 それは、あたかも、神とイスラエル人が夫と妻との結婚契約関係にはいつたようなものでした。(エゼキエル16:7,8)

 



神はご自分を崇拝する国家をご自分と結婚関係にある妻である女とみなされる



 さらに、国家が神に不忠実になる時、その国家は娼婦とみなされるかもしれません。


  エゼキエル書には、サマリアが首都の北のイスラエルが、オホラという女性になぞらえられています。また、エルサレムが首都の南のユダは、オホリバと呼ばれています。(エゼキエル23:4)



二人の女オホラとオホリバは神に不忠実になった二つの国家を表した


  ですから、大いなるバビロンと呼ばれる大娼婦と、他の娼婦たちは、どちらも、神に不忠実になったキリスト教国を表しています。(啓示17:5)


(3)国家間の霊的な淫行とは何か


 淫行というのは、大娼婦と緋色の野獣との間の淫行です。また、大娼婦と地の王たちも、淫行をしたと述べられています。(啓示17:2)


 本来、キリスト教国家は神に頼り神に忠実であるべきでした。


  イスラエル人が他の異教の神や他の軍事強国を自分の救いとして頼ることは、神を怒らせることになります。


        それは神にとってイスラエル人が他の神や国家を神の代わりに夫にするようなものとなるからです。


 それは妻が姦婦として行動するようなものです。(エゼキエル16:38)


  国家が、淫行を避け、売春婦となつてはならないとは、キリスト教国家は、神に忠実に従い、他の軍事強国の軍事力に頼るべきではないということを意味します。


  例えば、アツシリア王セナケリブの軍勢がユダを攻めてきた時、ヒゼキヤはエホバに祈って頼りました。また、神の預言者イザヤに助けを求めました。(イザヤ36:1,2。37:1,2,4)  


 ヒゼキヤがエホバと預言者イザヤに頼った時、エホバは御使いを遣わしてアッシリア軍の兵士を一晩で全滅させ、ユダを国難から救いました。(イザヤ37:36) 


  ヒゼキヤが、妻が夫の力に頼るように、危機の時、エホバの救いの力に頼ったのは正しいことでした。



ヒゼキヤ王がエホバに頼ったことは神を喜ばせて奇跡的な救いをもたらした


 反対にユダの王アハズは、アッシリアに使者を遣わして、敵のシリアとイスラエル攻撃から守ってもらうためにお金を支払いました。(列王第二16:5,7,8)


 それは、エホバの目から見て、淫行、姦淫、売春でした。最終的にユダの王権は、バビロンによる攻撃のため、終わってしまいました。


  ですから、諸国家の政治指導者はは、危機的な事態に直面した時に、エホバの力に頼るべきです。


  神の律法に違反して殺人を行ない、戦争をすることは、極力避けるべきです。エホバに祈りにより頼って、エホバの奇跡的な助けを仰ぐべきです。


  エホバは諸国家が、危機的な事態を乗り越え、戦争を避けることができるように助けてくださるはずです。神の律法を守り流血と殺人を避けることが国家にとっても最善の結果をもたらします。


  例えば、スイスは完全ではないとしても戦争を避けるよう最善の努力を払っています。その結果、スイスの経済力は世界でもトップレベルにあり、国民の寿命も現在世界一の長寿です。


 神に頼り神の律法を守る事が、彼らにエホバの助けと祝福をもたらしていると思います。


  それで、ロシアが戦争を続行することも、ウクライナが、欧米に頼ること、NATO やEU諸国に頼ること、いずれも間違っています。聖書の神エホバ神に頼つていません。


  両方の政府は聖書の神ヱホバのご要求に応ずるべきだとおもいます。