【目次】
(1)EU(欧州連合)が第二次世界大戦後から今日に至るどのように米国と共に戦争にかかわってきたか
朝鮮戦争の参戦国(1950-1953)
ベトナム戦争の参戦国(1955~1975)
湾岸戦争参戦国(1991)
アフガニスタン紛争の参戦国(1978年以降紛争が断続的に起きている)
ソマリア内戦(1992–1995)参戦国
ボスニア・ヘルチェゴビナ紛争(1994–1995)参戦国
コソボ紛争(1998–1999)参戦国
リビア内戦参戦国(2011)
対イスラム国戦争参戦国(2014~)
【EU(欧州連合)が今後どのように聖書預言と関係していくことになるか】
(1)米国とEUの関係は聖書的には霊的な意味の性の不道徳を意味する
(2)EUが今後どのように聖書預言にかかわることになる可能性があるか
今回の記事では、EUが第二次世界大戦後、どのように米国と共に戦争に関わってきたかを説明したいと思います。
(1)EUが第二次世界大戦後から今日に至るまでどのように戦争にかかわってきたか
以下の記載は、第二次世界大戦後に起こったそれぞれの紛争に関わったすべての国家に言及はしていません。
第二次世界大戦後の国際紛争に米国とEUがどのように関わったかに注目して記録します。EU関係国と記載があっても、その当時はまだEUに加盟しておらず、後で加盟することになったかもしれません。また、現在、EUの正規のメンバーでなくて、加盟申請中かもしれません。
また、注目に値すると思われる中東その他の諸国も記載します。また、交戦するどちらの側であっても、参戦国を区別なく記載します。現在反米感情が強くなっている中東諸国は、おおむね当初は、米国やNATOの同盟軍として同じ側に立って参戦していたことは注目に値します。
朝鮮戦争の参戦国(1950-1953)
朝鮮戦争の参戦国(1950-1953)
韓国・米国・EU関係国(英国・フランス・オランダ・ベルギー、トルコ、ギリシャ、ルクセンブルク)
ベトナム戦争の参戦国(1955~1975)
ベトナム戦争の参戦国(1955~1975)
米国・韓国・南ベトナム・EU関係国(イギリス、フランス、ポルトガル、ベルギー、スペイン、西ドイツ、ポーランド、アルバニア、ユーゴスラビア、東ドイツ、チェコスロバキア、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニア、アルジェリア、スウェーデン)、イラン
湾岸戦争参戦国(1991)
湾岸戦争参戦国(1991)
米国、EU関係国(イギリス、フランス、スペイン、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、デンマーク、ノルウェー、ベルギー、オランダ、ドイツ、ポーランド、チェコスロバキア、ハンガリー)、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦、オマーン、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、エジプト、モロッコ、イラク
アフガニスタン紛争の参戦国
アフガニスタン紛争の参戦国(1978年以降紛争が断続的に起きている)
ドイツでは、アフガニスタンで後方支援に参加して検問警備などの治安活動や復興支援活動に参加するはずでした。しかし、毎日のような戦闘状態に陥り、任務の遂行のために政府はアフガニスタンに駐留中の部隊に武器の使用を認めざるを得なくなりました。55人のドイツ兵士の死亡者が出ておそらく相手側にも数百人の犠牲者が出たと考えられています。
アフガニスタン紛争には、2009年には、全NATO加盟国が国際治安支援部隊(ISAF International Security Assistance Force)として 参戦しました。
2009年の全NATO加盟国とは、アメリカ、イギリス、フランス、、ドイツ、ベルギー,カナダ,デンマーク,仏,アイスランド,イタリア, ルクセンブルク,オランダ,ノルウェー,ポルトガル,トルコ,ギリシャ,独,スペイン、ポーランド、、チェコ、ハンガリー、エストニア,ラトビア,リトアニア,スロバキア,スロベニア, ブルガリア,ルーマニア、アルバニア,クロアチアです。
アフガニスタン紛争には、多くの非NATO加盟国が兵隊を送っています。オーストリア、アゼルバイジャン、ボスニア・ヘルチェゴビナ、フィンランド、北マケドニア、アイルランド、スウェーデン、ジョージア、ウクライナです。これらの国家はほとんどヨーロッパです。
それで、アフガニスタン紛争の際には、従来キリスト教の教えの影響で、中立主義、非戦主義であった諸国家が従来の主義を放棄して、流血に走っているという残念な事態が起きているということが分かります。
ソマリア内戦(1992–1995)参戦国
ソマリア内戦(1992–1995)の参戦国
米国・EU関係国(英国、スペイン、イタリア、ギリシャ、ドイツ、フランス、ベルギー)、サウジアラビア、インドなど。
ボスニア・ヘルチェゴビナ紛争(1994–1995)参戦国
米国・EU関係国(ベルギー・デンマーク・フランス・ドイツ・イタリア・ルクセンブルク・オランダ・ノルウェー・ポルトガル・スペイン・トルコ・英国)
コソボ紛争(1998–1999)参戦国
米国・EU関係国(アルバニア・クロアチア・ベルギー・チェコ・デンマーク・フランス・ドイツ・ハンガリー・イタリア・ルクセンブルク・オランダ・ノルウェー・ポルトガル・ポーランド・スペイン・英国・トルコ)
リビア内戦の参戦国(201
リビア内戦参戦国(2011)
米国・EU関係国(英国・ベルギー・ブルガリア・デンマーク・フランス・ギリシャ・オランダ・ノルウェー・ルーマニア・スペイン・トルコ・スウェーデン)ヨルダン・カタール・アラブ首長国連邦
対イスラム国戦争参戦国(2014~)
対イスラム国戦争の参戦国(2014~
米国・EU関係国(英国・オーストラリア・ベルギー・デンマーク・フランス・ドイツ・イタリア・オランダ・ノルウェー・ポルトガル・ノルウェー・スウェーデン) トルコ・バーレーン・ヨルダン・モロッコ・カタール・サウジアラビア・アラブ首長国連邦・イラク・シリア・エジプト・リビア
以上のようにEU(欧州連合)が関わってきた流血の歴史を考慮すると、神が啓示13章中で、EU(欧州連合)を奇怪な野獣として特記された理由もうなづけます。それで、エホバ神は、米国とNATOの同盟国となって国際紛争に積極的にかかわってきたことについてエホバ神に怒りを抱かれていないでしょうか。考えられてください。